概要
ヤドカリのような形状をした大型マシナリー。
実際には兵器ではなく、リニアトレインの操車場で活動する作業用マシナリー。
…なのだが、散布型の爆雷や車両両サイドにマウントされた二基の自律浮遊型レーザーファング、そして奥の手として大型の箱型ユニット内部に内蔵された超電磁砲といったバチバチの武装も装備している。
恐らく、操車場に危険な原生生物が侵入した際の撃退・排除用と思われる。
動力は電気であり、両腕部のピックとテールユニットのコンセントをバトルフィールドである転車台に差し込むことで充電できるほか、逆に放電して攻撃することも可能。
また、電気駆動という事もあり、時間経過で「ノーマルモード」から「スリープモード」へと出力ダウンし、その後充電によって「ノーマルモード」へと回復する。
所謂「怒り状態」に移行後は更なる形態「ハイパーモード」が解放され、必殺の超電磁砲が解禁される。
以降は時間経過で「ハイパーモード」→「ノーマルモード」→「スリープモード」と移行していき、充電によって「ハイパーモード」へと回復する。
なお、車両上部のコンデンサーユニットの発光色によって現在のモードが判別可能(ハイパー→青、ノーマル→黄色、スリープ→赤)な他、モードチェンジ時にも英語で宣言する。
全体的に本体の動作は緩慢であり、同系統ボスであるギール・ゾークと比較するとまだ戦いやすい部類(というか、ギール・ゾークが嫌らし過ぎる)だが、レーザーファングの攻撃頻度や後述するバトルフィールドの特徴など、嫌らしい特徴を複数持つ。
攻撃手段
高速スピン
少しの予備動作の後に高速で回転する。
隙だらけだと思って殴り続けていると確定で発動して仕切り直しを図ってくる。
爆雷
ゆっくりと前進しながら車両後方から爆雷を一つずつ散布する。
爆雷は攻撃で破壊することも可能。
突進
バックして位置調整をしたのちに猛スピードで突進してくる。
ただ、同系統ボスであるギール・ゾークと比較すると速度は約半分なので慣れれば簡単に往なせてしまう。
レーザーファング
二基のレーザーファングを分離して攻撃してくる。
攻撃は単射式のレーザーガンと突撃の二種類があり、高難易度では突撃の攻撃間隔が非常に短く、執拗にガスガス突撃してくるので油断するとあっという間にHPを削り切られてしまう。
超電磁砲
ヴォルナ・グラフカの必殺技。「ハイパーモード」時のみ使用する。
チャージしながらの「caution!caution!」という警告メッセージの後に極太のプラズマレーザーをぶちかましてくる。
しかも真正面にしか撃てないと思いきや、自ら車体を回転させることで広範囲を制圧することが出来る。
但し、チャージ中は本体が完全に無防備になり、この時に一定ダメージを蓄積させれば大ダウンを取れる。
放電
充電用のピックとコンセントを転車台に差し込み、逆に放電することで一時的にフィールドの一部をダメージ床に変更する。
また、上述の爆雷はこのダメージ床に接触すると起爆する。
放電+転車台高速回転
「ハイパーモード」時のみ使用する。
動作自体は放電と同じだが、こちらは転車台そのものを高速回転させつつ反時計回りにダメージ床を順番に展開してくる。
高速回転中は遠心力でキャラクターは全員外縁部のダメージ床へと滑っていくので位置取りが難しい。
余談
ギール・ゾークとは別ベクトルでバトルフィールドがボスの味方であり、バトルフィールド外縁部以外にも中心部近くにもリング型の永続的なダメージ床が存在する。
恐らく、ヴォルナ・グラフカの充電用の送電線なのだろう。
戦闘終了後はダメージ床としての機能は失われる。
実は「とある魔術の禁書目録」のコラボ対象でもあり、該当するインフィニティミッションの題名はその名も「とある重機の超電磁砲」。
完全に「とある科学の超電磁砲」を意識したネーミングである。
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