概要
石神千空たちがインドで復活させた。七海財閥の御曹司・七海龍水の兄。
本名は「七海才(ななみ さい)」だが、作中では専ら「SAI」と表記されている。
「100万人分の頭脳の天才」と称される数学の天才にして天才プログラマー。
日本人の父とインド人の母との間に生まれたハーフで、幼少期より数学に関する高い才能を発揮しており、赤ちゃんだった頃の龍水が本能で「ほちい(欲しい)!!」と言うほど。
そのため、七海財閥専属の保険数理士として育てられたが、本人はゲームのプログラムを作るのが好きだったため、インドにある七海財閥の大学に数学講師として実家から逃げていた。自由時間には必ず、電波が届きやすく一人になれる場所でプログラミングを行っている。
驚くと「ピギャァア」と叫ぶのが特徴。
復活後は他の復活者同様体にひびの痕があるのだが、SAIは石化中に風化したのが前腕だったため、指先から肘下辺りまでが、風化して真っ黒になっている。
龍水との関係(ややネタバレ)
一方的にSAIを欲しがる龍水をまた一方的に避けているが、実は彼らは同時に”出自を理由に七海家から疎外されていた”という共通点を持っている(劇中で明言された訳ではないが、どうやら愛人などに産ませた非嫡出子の模様)。
そのため、SAIが英才教育を施されたのも七海家を裏切らない便利な人材という意図があったとされる。
逆にいうと、龍水にとってはもっとも身近な兄ということでもあるのだが・・・