概要
作画の際に物の構造や法則を理解する資料、また資料的な性格を持った絵につけられるタグで、「講座」の下位に位置する。
ただし、投稿者の意図に関わらず資料にできることを意味するタグでもある。
描き方と共につけられていることも多いが、これとは違い具体的な描き方や方法を具体的に解説した物は含まない。
作画資料とは
何か特定の対象を作画する際に参考する資料。
Pixivでは人体や衣服に関する資料が多く、またそれら以外にも人物以外の動物や小物など、様々な資料がある。
マニアックなレベルになると、「このキャラクターの投稿を増やしたい」などの目的で特定のキャラクターの描き方の投稿をしているユーザーもいたりする。
Pixivでの資料の形態は大きく分けて2つ。
教材的な資料
図解に加えて文章と共に、それがどういうものであるかを解説しているもの。
特に対象を描画する際、作画上気をつけなければいけない点などを文字も交えて説明しているものもあり、初心者でもいくらかとっつきやすい。が、あくまで資料である。
視覚的な資料
文章はほとんど交えず、特定の対象を明細に描画しているもの、もしくは複数の描画しているものや図解しているもの。
こちらは部位を名称で、ポイントを目立つ線で示しているものもあるが、作画上の説明などは少ないため初心者にはややとっつきにくいと思われる。
具体的に描画の方法を解説するわけで無いため、物を見てある程度思い通りに絵を描ける人でなければ難しいものである。
内容としても、
- その対象がどういった部位から成り立っているのか分かるもの
- 内部の骨格や筋肉の構成などを描画し、どのような内部であるのか分かるもの
- 特に様々な角度から描画し、どのような形状をしているのか分かるもの
- 多様な対象を一括して並べ、それぞれの違いを比べたりできるもの
など多岐に及び、前記したとおり説明の有無にも関わらない。
そうした理由から、投稿者の意図に関わらず資料的でさえあれば、つけられるタグとなっている。
ただし、あくまで資料である。
その他のこと
Pixivに投稿される作品以外としては、写真なども作画資料として機能する。
ちなみに写真作品も諸権利は発生する為、模写などを行う際は注意すること。
勿論Pixivに投稿されている作品も、転用などには投稿者の意思を確認しなければいけない。