概要
銀行が貸し付けによって預金通貨を創造できる仕組み(Wikipedia)。
通貨の本質はモノではなく、信用を取引する。そして預金とは借金によって作られるものである。
これを理解していないと、「金利は上がり続け日本はいずれ借金まみれで破綻する」という与太話に騙されることになる。
ちなみに信用創造自体は中学校の教科書にすら掲載されている内容である。
中学生はもちろん大人も理解するには難解ではあるものの、日本においては正常に機能している(※)義務教育レベルの知識を大の大人が否定している現状がある。
とはいえ中学や高校の教科書においても正確に記載されることがない(あるいは教科書によっては誤った記載がなされている場合もある)ため仕方ない面もあるが。
※あくまで教科書に記載された内容が後世においても必ず正しいと擁護する訳では無い。
例えば昭和から平成にかけて掲載されてきた鎌倉幕府の成立年が昨今では否定されるように、新たな発見により否定される物も認める必要がある。
しかし信用創造の仕組みや機能は、実は明治時代の金本位制の社会から現代まで特に変化していないにもかかわらず否定されているのである。
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国の借金:前述の通り。これを言い出す者はよっぽどの経済オンチかただの商品貨幣論者。