BLゲーム「俺の下であがけ」のPS2版のタイトル。ディースリー・パブリッシャーから2007年に発売された。CERO:D(17才以上対象)。
PC版よりストーリーやシステムを大幅に変更して移植された。性描写は一切ない(ただしそれを示唆する表現がいくつかある)。
主人公・黒崎壱哉が一度死亡して悪魔との契約により蘇生し、完全に蘇生するためにターゲットを不幸に陥れ、魂を奪うことになるというストーリーになっている。
プレイヤーはターゲットに「工作」を施すことで借金ではなく「不幸」を背負わせることができ、不幸を背負わせることで少しずつターゲットの「エナジー」(enと表記される)を奪っていく。秘書と共に標的となる男たちに多くの不幸を背負わせ、最終的には背負いきれないほどの不幸を負わせたターゲットの魂と引き替えに生き返ることが目的となる。
ストーリー
消費者金融「クロサキ・ファイナンス」の社長である黒崎壱哉は、ある日気まぐれで故郷の町を視察しに訪れた。
そこで壱哉はかつての同級生・樋口をはじめとする三人の男性と出会う。そんな中、視察を続けていた壱哉は突然発作を起こして倒れてしまう。
異空間で目覚めた壱哉の前に現れたのは、悪魔と名乗る青年・ネピリム。ネピリムは壱哉に「人間を一人不幸にしてその人物の魂を奪えば、壱哉を生き返らせる」と契約を持ちかけてくる。壱哉はその契約を承諾し、ネピリムからかりそめの命を与えられて蘇生。
その後、壱哉は秘書の吉岡と共に、ネピリムから渡された「不幸のカード」を使って故郷の町で出会った三人の男性を不幸にしようとする。