倉橋花梨とは
プロフィール
おりこ☆マギカの時間軸よりも後、まどか☆マギカの時間軸よりも前の、群馬県見滝原市在住の市立見滝原中学校に在籍する中学2年生。
年齢は14歳、身長は146・9㎝、体重は39・5kgと小学生並みの小柄な体を持つ。貧乳らしい。
一人称は花梨、二人称・三人称は相手によって使い分けている。
語尾は「~なの」。
誕生日・血液型・双子の妹、倉橋紅覇以外の家族構成など、その他の情報は一切不明。
魔法少女・名倉百合架の最期を看取り、インキュベーターが隠していた真実を知った上で、彼女の想いを引き継ぎ魔法少女となった。
当初の目的は街を魔女の脅威から守りつつ、キュゥべえ/インキュベーターの魔法少女契約/営業活動を邪魔する事であったが、双子の妹である倉橋紅覇が禁断の予言書「オリコ・レポート」を入手してしまい、二人目の「孵卵器の魔法少女」となってしまった事から物語は大きく動き始める。
魔法少女とも魔女とも友達になれる性格だが、普通の人間の友達は少ない。
人間を積極的に害する意思の無い魔女とは共存を望んでいるらしく、街外れの廃屋の結界に棲み着いている魔女シャルロッテ(三代目)とは良好な関係を築いている反面、友人達を問答無用で攻撃した魔法少女シルヴァリウス・ヴァイスとは敵対関係を築いている。
魔法少女らしく砲火後ティータイムには紅茶と洋菓子を愛好しているが、その殆どはチーズと引き換えにシャルロッテ(三代目)に貰った物。
また、食べても太らない体質ではあるが、傍で陰干しされていたキュゥべえの耳輪のせいで体重計が誤作動を起こして*「ごんぶと」と表示されてしまった為、体重を気にしているような素振りを見せる事が多い。
インキュベーターの企みを阻止しようとしてはいるが、花梨自身の考え方も人類よりはインキュベーター寄りであり、感情的に納得出来ないから邪魔はするものの、理屈ではインキュベーターのやり方こそが合理的であり肯定されるべきであると考えている節が見受けられる。
その為、土壇場で迷いを見せる事が多く、純粋に魔女退治の力を手に入れる為に祈りを捧げた花梨の戦闘能力は魔法少女の中でもかなりの上位であるにも拘らず、幾度か死に瀕するような目に遭っている。
魔法少女詳細
変身後の衣装はキュゥべえをモチーフにしたもの。
夢見る中二病的魔法少女独特の価値観で構築された「如何にも魔法少女らしいファンシーな魔法少女服」。
エメラルドグリーンのケープに、サスペンダー付きのパステルブルーのミニスカート、黄色いリボン、純白のコートにはキュゥべえの耳輪をモチーフとした金色の環飾りが付いている。
大きな特徴はキュゥべえの形をした帽子。
手に持っている杖もキュゥべえの前脚と触手をモチーフにしてデザインされた物であり、杖ポコ的な使い方はされるが、杖は雰囲気を出す為の只の飾りであるらしい。
武器は帽子の触手。
ソウルジェムのシンボルマークは肉球。色はやや陰をおびた桜色。
変身後は肉球型となり、胸元の赤いリボンの結び目に装着される。
能力はインキュベーターの魔法。
キュゥべえを模った帽子の触手を自在に操り、また無数の巨大な触手を召喚して戦うが、その魔法の本質は、強制的に約束を履行させたり、約束を果たす為に限界を超える力を発揮させたりする、契約の力である。
また、共同戦線を張る事に同意した魔法少女を緊急招集する力や、他の魔法少女達よりも高精度・長射程な念話の力、帽子の中に様々な物品を収納して持ち運ぶ力等も有している。
必殺技は卵泥棒(オーウィ・ラプトル)⇒障壁を無効化し、相手の魂を直接摘出する近接格闘魔法
大耳召喚(アウリス・ペルグランデ)⇒魔法陣から無数の巨大な触手を召喚し、攻撃や防御を行う魔法)
天の柱(バーベリス・セレスタ)⇒杖を巨大な鉄柱に変えて、巨大な触手で全力で投擲する魔法)等。
この内、天の柱は共同戦線を張っている魔法少女・孔雀リンカとの連携攻撃で繰り出される事が多い。
これらの技名は全て花梨が自分で考え出した物であり、巴マミや鹿目まどかに負けず劣らずの中二病的傾向が見受けられる。
尚、技名に採用されている言語は魔法少女標準のイタリア語ではなく、ラテン語である。