概要
第3部から登場する、COPPELIONの二年生の一人。ただし、後述する理由により正規のコッペリオンたちから孤立しており、市川迷砂共々、廃墟と化した首都都庁舎を根城にしていた(もっともこれは後々状況が変わる話でもある)。
これ以降は本編のネタばれ表記も含みます
容姿、性格
ボブカットにセーラー服という比較的地味な姿。初登場時や、過去回想時は表情の変化もあまりない大人しい性格だったが、ある事件により心を閉ざしかけている市川迷砂を常に気にかけていたり、深作葵の発現した能力の習熟訓練を夜通し手伝ったりと、世話焼きな一面も見せている。また、動植物を愛でる姿も劇中では見せている(そんな性格を好んだのか、それとも真奈自身がシンパシーを感じたのかは分からないが、キメラ(ミジンコ君)と共にいることが多かった)。
能力
空中における、高いレベルでの三次元機動(レビテーション)、ビルなどを容易に破壊するプラズマの放出(フレア)、念動力(サイコキネシス)などの能力を見せる(なお市川迷砂は劇中で、自身の能力の片鱗を垣間見せた深作葵を見て、真奈の能力との類似を口にしている)。また、真奈自身は、これらの能力の根源は暗黒物質(ダークマター)にあると深作葵に話してもいた。
能力ではないが、市川迷砂と同じく、自身の意思とは無関係に中性子を放出し続ける不具合を抱えている(これが原因で、二年生は廃棄処分が既に決定している)。
これも戦闘時の能力ではないが、迷砂と行動を共にしていた頃は、彼女が料理を作っていたようである(自身の念動力を使って、かなり合理的に作業している姿が劇中でも見られた)。
守りたい人
彼女の念動力をはじめとした能力は、自らの”バグ”により生存者を死なせてしまい、動揺した市川迷砂の声を聞いたとき発現した。そして、深作葵との訓練のときも「守りたい人を思い浮かべて」と助言し、葵自身も能力の制御に荒削りながら成功している。ここにも二人の能力の類似性が窺え知れる。