概要
『勇気あるものより散れ』とは、相田裕の漫画作品
ヤングアニマルにて連載中
ストーリー
舞台は明治7年の東京
元会津藩士の【鬼生田春安】は、家族・主君・生きる目的と言う全てを失い、自分の死に場を求めていた。
剣の腕を買われ暗殺を請け負った春安は暗殺現場で、不死の少女【九皐シノ】出会う。
瀕死の春安をシノは眷属にすることで生かし、こう告げる
「母を殺すために味方になってほしい」と。
登場人物
鬼生田春安（おにうだ・はるやす）
元・会津藩士。1850年生まれの24歳
鬼生田家の次男として生まれ、得意の剣術をいかして会津兵として各地を転戦していたが、戊辰戦争で父と兄弟は戦死、母と妹が自害したため天涯孤独の身となる。
九皐シノ（きゅうこう・しの）
不死の一族【化野民】を母に持つ【半隠る化野民】の少女。
女学生のような容姿だが、実は天保(1830～1845)生まれ
千羽菖蒲（せんば・あやめ）
旗本の娘。春安と行動を共にしている。
用語
化野民（あだしののたみ）
不老不死の民。
半隠る化野民（はたかくるあだしののたみ）
化野民と人間との間に生まれた者。不死者。
時の為政者の元で護衛や人殺しといった役割を担ってきた。
