閲覧者・ユーザーの方々へ
本記事は実際に起きた性犯罪事件において、加害者が被害者の方に言ったとされる発言です。
故に、ネタ記事にしようとしないで下さい。実際の事件を「ネタ」として消費しようとしないで下さい。
ミームとして拡散される事自体が二次加害に繋がります。本記事に親記事をつけず、別記事において本記事へのリンクもしないで下さい。
概要
2013年、東京・渋谷区の繁華街で、男子中学生に「おしりにガムが付いている」などと声をかけ、下半身を触るなどしたとして、32歳の会社員の男が警視庁に逮捕された。
犯行の際、男は「動くな、俺はゲイだ」と男子中学生に言ったとされる。
当時のニュース映像の字幕においてこの言葉が赤い字で強調される事もあった。言葉はほぼ同じでも、表記揺れが存在している(外部リンク参照)。
しかし、毎日新聞の記事では「動くな」のみであり、FNN(フジテレビ)のTV報道では「俺はゲイなんだ」とはあるが時系列的に何時なのかは明示されていない。
当時すでにニコニコ動画では淫夢ネタが流行していた。ネタにされる対象はゲイビデオというフィクション作品であったが、淫夢民は実際の報道(現実の犯罪事例)に由来するこのフレーズも格好のネタとなってしまった。
そもそも同性愛者、両性愛者男性向けにひっそりと展開されてきたマイノリティの作品をマジョリティ側が年齢制限もない動画サイトに違法転載しネタとして面白がり流布する事じたいが批判されている。
事件当時から表記は一定しておらず、「動くな、俺はゲイだ」と同じ文面を犯人が発したかどうかは厳密には不明である。
しかし、事件は2013年で当時被害者はまだ10代、つまり彼は存命人物としてこの社会で暮らしている。
以上を踏まえた上で、この文面をネタ的に広め面白がる事がどういう事なのかよく考える必要がある。