概要
旧名、化女沼保養ランド。
1979年に開業し、2001年10月閉業。
歴史
第二次世界大戦中の仙台空襲で焼け野原となった同県仙台市の惨状を少年時代に見た地元の不動産会社経営者が、故郷を活気付ける為に数十億円かけて「化女沼保養ランド」を開設。
一時期は人気の遊園地としてゴダイゴのコンサートも行なわれたが、バブル崩壊後に閉園、廃墟と化した。
「心霊スポット」として有名になってしまい、テレビで取り上げられたこともあったが、元運営者は心外であると語っている。
またその奇妙な美しさから「廃墟の聖地」として一部のマニアが写真撮影やコスプレなどの為に訪れることもある。
現在も元運営者の「化女沼を一大観光地に」という夢を受け継ぐ人物が現れるまで撤去しないという方針により解体されず、今もかつての面影を残して荒野に佇んでいる。
防犯対策などの管理はされており、諸設備の本格稼働は不可能であるものの、設備の倒壊などが起きないようにはしている模様。
閉業後の廃墟化したこの遊園地で映画の撮影やミュージシャンのPV制作が行われるなど、時折活用されている。
また、近くで温泉が出たことなどから、廃墟のまま活用しようする動きもある。