ストーリー
受験全敗でマジ凹みの明石エイト。受けた覚えのない高校から合格通知が届き、ワラをもすがる思いで入学するが、その学校は青春を謳歌するにはほど遠い、諜報員(エージェント)養成学校だった! 死んだ父も諜報員だったことを知り、父の過去を知るために入学を決意。過酷な訓練、さまざまなミッションを乗り越えながら、諜報員として生きる術を学んでいく。混濁と混沌の先に、エイトが掴む未来は…
腕っ節は弱いが男気はある高校生エイトと彼を取り巻く人々が勇気と友情で紡ぐ、スパイ・アクション物語(ストーリー)!!
(※WEBサンデーより)
キャラクター
- 明石エイト(あかしえいと)
本作の主人公。心優く仲間想いの少年。
- 城戸あやめ(きどあやめ)
ヒロイン。凛としていて落ちつきのある性格。
国立中野高等学校
同級生
- 上月大河(かみづきたいが)
中野高校の1年生。エイトのルームメイト。上月流と呼ばれる武術の流派の後継者。
- 名乗らん君(なのらんくん)
中野高校の1年生。エイトのルームメイト。名前を言っていない事から「名乗らん君」と呼ばれている。
- 野原英雄(のはらひでお)
中野高校の1年生。エイトのルームメイト。臆病者であるが、機械に強い。
教員
- アララギ
中野高校校長。無精ひげが特徴的なダンディな成人男性。優し気な笑顔が目立つが、その実力は本物。
用語
- 国立中野高等学校(こくりつなかのこうとうがっこう)
優秀なエージェントを育成する学校。全寮制の諜報員養成学校で、現役の諜報員が教師をしている。エージェント養成校なだけに、生徒の食事に毒や睡眠薬を入れたり、抜き打ちで無人島へ連れて行くなど容赦ない所がある。
大敵であるドグラ・マグラから技術を逆に奪取するなどしており、その技術力は表の人間世界を超えている部分がある。反面人材不足が深刻であり、教師である現役エージェントが仕事をしながら生徒の補佐をしたり、生徒たちをサポート担当として任務の要として投入せざるを得ないところがある。
本作における敵対組織。世界的なテロ集団で、誘拐、殺人、密売といったあらゆる犯罪を糧としている。
その実態は人工的に遺伝子調整された存在達の集団であり、その全員が基本スペックにおいて平均的な人間を超えている。反面その過程で欠点となりえる不確定要素の「情」を排した反動の制御から「モチーフ」を意図的に組み込むことで安定性を図る歪さを持つ。またそれゆえに人間の「情」に基づく行動が理解できず隙をさらしたり、後天的に人間の情を獲得するなどのいびつさを持った集団となっている。
―刀気
精神感応物質によって物理的な力に変換された使用者の精神力を中野のエージェントが呼称する物。
実戦で活用できるものは少なく、また使用者の精神性によってその在り方も様々。