プロローグ
「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、人間の五感でとらえられるものは、この世に存在するもののほんの一部にしかすぎません。例えば犬、犬は人間が知覚することのできない高周波を、容易に聞き分けることができます。」
タモリが笛を吹く。 「これと同じように、目には見えないからといって、そこに何も存在しないということにはならないのです。では、我々の目には見えない存在とは一体・・・もしかしてそれは、見てはならぬ、恐ろしいものなのかもしれません。」
概要
『'99秋の特別編』のトリを飾るこの物語。目に見えない存在に翻弄される男性の災難を描く。
あらすじ
編集者の篠原隆一(保坂尚希)は、自分の友人や仕事仲間の訃報に際し、必ず和服姿の少女が近くにいることに気づいた。それは写真に写っていたり、病院の中だったり…。そして、今、同僚が乗って帰ったタクシーの中に、少女の姿を見た。篠原は、慌ててタクシーを追いかけるが間に合わず、その後、タクシーは事故に遭い、同僚は死んでしまう。そんな折、恋人の佐々木裕見子(浅香 唯)の近くに、和服姿の少女が見えてしまう。
※公式サイトより引用
関連タグ
喪服の少女:似たようなタイトル
「おまえ、みえるのか?」