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火原ちゃんの日でしたギリギリだけどおめでとう!えっマイナー?マイナーではないと思う...(Pixivの件数を見る)...あっマイナーだっt...増えろ...増えろ...あと昨日と今日の2日間で勢いで書いちゃったので短いですひぇえ 追記。 一年後→【http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5902088】6,996文字pixiv小説作品- とうらぶホラー
【今夜は】審神者たちの不思議な話【朝まで】
私が中学生の頃の話です。 私はその頃、塾に通っていました。 とても小さな塾で、生徒は六人ほどしかいません。 ある休日の午後、その塾からうちの固定電話に電話がかかってきました。 『もしもし』 「あ、先生こんにちは」 『ひるなかさん、明日の塾の事なんだけれどいいかな?』 私は「はい」と相槌を打とうとしました。 その時です。 『うん』 女の子の相槌が、電話の向こうから聞こえました。 あれ?誰かいるのかな?今日休みなのに。 不思議に思いながらも先生の話は続きます。 『明日の塾なんだけれど、どうしても行けなくなってしまったんだ』 『うん』 「はい」 『それで、火曜日に変更して欲しいんだけど…』 『うん』 「はい」 私が相槌を打つより早く、その女の子は相槌を打つのです。 ん?この声もしかして、塾生のOさんじゃない? ちょっとしゃがれた特徴的な声や先生に対するタメ口は、聞けば聞くほどOさんに似ています。 何でOさんが私と一緒に電話を聞いてるの? 何これ?何が起きてるの?混線??? Oさん似の声は、電話が切れるまで相槌を打ちつづけました。 そして火曜日。 塾に早めに向かうと、先生とOさんだけが教室に居ます。 私は、これはあの時の事を探るチャンスかもしれないと、先生に電話の事を聞きました。 先生はあの日塾で、生徒たちに順番に電話をかけていたそうです。 Oさんの声に似ていた事は伏せて、実はずっと相槌を打つ声が聞こえていたと言うと先生は難しい顔をしました。 「スピーカーホンにしてたからテレビの音が入ったのかな?」 「テレビっぽい音は聞こえませんでした。そもそも、先生の喋る事にピッタリ合う相槌だけが流れる番組は無いと思いますけど…」 そんな話をしていると、Oさんが話に入ってきました。 「先生、うちにも電話かけてきたよね?」 「うん、ああ、そういえばひるなかさんの直前にOさんの所にかけたんだっけ」 「その時は相槌なんて聞こえなかったよ!」 「こわ~!」と笑うOさんに、私は「貴女の声だったよ」とは言えませんでした。 私は一体どこと混線していたのでしょうか? そんな具合のちょっぴり不思議なほかほかホラーです。 ほとんどTwitterで上げてた話になりますが、読んで頂けると嬉しいです。14,143文字pixiv小説作品