概要
父からレストラン「ヘブンズドア」を受け継いだばかりの若いオーナーシェフ。
マイナス思考かつ無気力で、すぐに自殺を図ったり仕事を放棄しようとしたりする。
そのうえタイムスリップ自体を信じていないのか、訪れる偉人を「似ているだけ」とか「その人になりきっているだけ」と思い込んで本物だと頑なに信じない。
しかし、その料理の技術や発想力は高く、店を訪れる著名人の無理難題に見事に答えていく。
当初は父の店を継いだばかりで客も殆ど訪れなかったレストランにも徐々に客が増えていくことになる。先代のオーナーシェフであった父は一年前に他界。
基本的に厭世的で後ろ向きなダメ人間(作者談)だが、料理のことに対し貶されたり軽く見られると真顔で静かに怒る場面も。
名前の由来は言うまでも無く「その場しのぎ」から。