概要
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一見よくあるトムとジェリー的なコンビに見えるが、この二人の関係性は複雑怪奇である。
二人は上司と部下であり、ツッコミとボケであり、歳の離れた弟弟子と兄弟子、組織の頭脳と特攻隊長、男前と美少年、黒髪と色素が薄い、真面目と不真面目、不器用な大人と世渡りのうまい子供、意外に図太い男と意外と繊細な少年である。
ミツバ篇(15巻)にて葛藤を乗り越えたように見えた後も、沖田が土方へのイタズラを止める様子はなく、沖田も土方も度を越した忍耐を見せ(27巻)、沖田の真意は謎めいている。
土方はどれだけ沖田にイタズラされてもそれを何だかんだで受け入れており、沖田が銀時に懐くことについてあからさまに嫉妬した様子まで見せている。
動乱篇(19~20巻)でも、土方が妖刀に呪われている事を沖田にだけ打ち明けるなど、お互いへの信頼は深い。
なお監禁篇(27巻)、動乱篇(19~20巻)、将軍暗殺篇(56-59巻)、さらば真選組篇(59-61巻)などが特に上げられるが、その他のストーリー内でも初登場から現在に至るまでちょくちょくコンビで出てくる。どちらか片方を掘り下げるともう一人との関わりも描かざるを得ないコンビである。
常日頃から悪態が絶えないわりに、人生の中で最も長くお互いの顔を合わせており、常にお互いを横に置いて行動している。
お互いを誰よりも理解しあい、信頼し合っている関係だが、お互いそれを決して素直に口には出さない。
過去から現在に至るまで、まるで呼吸をするように、付かず離れずの関係を続けている。
この二人の距離感は他人には不可侵であると言えよう。
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