士夏彦八重
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しなつひこやえ
ヤスダスズヒト原作の漫画『夜桜四重奏』の登場人物。
CV:桑谷夏子
桜新町の土地神で、雄飛の妹。
24歳のシスター。常に修道着(元はマリアベルのもの)を身につけている。雄飛とは違い、年齢相応の外見をしている(しかし八重に対しても200年以上生きていると思わせるセリフがある)。相当なクマ好きで、部屋にはたくさんのクマのぬいぐるみが飾られている。中でもヒメから貰ったクマの被り物がお気に入りで、パトロールの時も身につけている。兄同様、町民全員の妖力を弱めるなど強力な力を持っている。町の妖怪が使用する枷やお札の類の作成もしている。裁縫は苦手。
普段は見えないが2振りの日本刀「春風(はるかぜ)」と「春疾(はるやみ)」を持っていて、能力を発動させるときなどには剣を抜く(2つを合わせて「春疾風(はるはやて)」という)。秋名達とは仲がいいが、兄の雄飛は「土地神としての威厳がない」とあまり快く思っていない。じゅりとも仲がいい。円神の言う「女狐」とは八重のこと。桜新町の犯罪率が低いのは彼女が夜な夜なパトロールをしているからである。土地神故に、桜新町で事件が起こると自分の体に異変が起こる。八重はそのことを「この町はわたし」と形容している。
また、円神から弱点は町境と指摘されており、それは土地神が根付いた土地から出られないことに起因する。町の外に出るには身体を小さくする(子供になる)必要がある。元は八重桜だったが、雄飛によって生まれた(春疾はこの頃から持っていた)。その後桜新町に根付き春風を手に入れた。
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