概要
CV.櫻井孝宏
薄衣を羽織る儚げで神秘的な雰囲気の青年。雨を想わせる。
何者にも成り変わる事が出来るといわれる程の才能をもっており、京の平和を祈る"奉納舞"で舞を捧げる舞手とも言うが…。
斉陵王の鬼の面を持って彷徨う。
なお、各作品によってさまざまな性格を持つ。
登場作品
関連イラスト
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ネタバレ
幼い頃母と別れ、雅楽の多家に引き取られる。そこには母が異なる兄弟がおり、寂しさの中で舞を教わった。成人後、宮中で舞人として人気が集まるも、それに嫉妬した兄弟達によって嫌がらせを受け、最期には彼らの呪詛によって「斉陵王」を終える事なく死去。以来建造中の舞殿に取り憑いき、火事を起こしていた。
(あかねに出会った時には自分が何者であるかも知らなかった)
その後季史に呪詛をかけた異母兄弟達も次々に亡くなり、多家は後継者がいなくなってしまった。
余談
季史の名字である多家は、平安時代の雅楽の家。
多家では実際にお家騒動があり、多資忠は娘婿山村政連への秘曲の伝授を拒否したため、それを恨んだ政連によって、康和2年6月15日長男の節方とともに殺された。