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天界魔界組

てんかいまかいぐみ

とある世界。魔界を中心に、天界や現世界、影界といった様々な世界が交差する、複数名のオリジナルキャラクター達による世界観を指す。
目次 [非表示]

いわゆるオリジナルワールドの一種。tから始まる某所が発端。


   魔界はこんなにも、あったかい。――ルド・イノワール


作品解説編集

時はいざ知らず──恐らくはおよそ150億年ほど前。

未だ名も無い空間に居た、名も無い一匹の「竜」のクシャミにより出来上がった世界があった。

飴と影で出来上がった側近を従えたりイキモノ作ってがんばったり瘴気を発してみたりなんやかんややって現在に至る。そんな適当さ満載な感じで、しっかりした世界として成立してしまい、名も改め「魔界」とした……


「天界魔界組」は、そんな「魔界」を中心に、「天界」「現世界」時々「影界」をとりまく変なお話のまとめとして付けられた名称である。

※天界魔界組の特徴は漢字二文字ないし三文字の称号を持つこと。パンタゴンのみ五文字。


存在する世界を教えてやろう!編集

この世界観は、大きな一つの空間を分けるのではなく、独立していた4つの空間が存在するような方式で成り立っている。

魔界編集

“魔王竜ガーベリオン”と呼ばれる竜が作り上げた世界。"魔力”と“瘴気”と呼ばれるエネルギーに満ちており、そのおかげで人間界・天界で生きる生物は“原則として”入ることができない。例外はある。

いかにもラスボスの地みたいな外見(荒野+赤い空+太陽が2つ+月がデカい)だが、その実態はいたって普通(?)であり、よくある話である「侵略」もやろうとも思わない。平和ならそれでいい。

経済赤字。

以下紹介におけるキャラクターたちは、「魔王の城」に住んでいる。平和。


登場人物編集

魔王竜

“魔王竜”ガーベリオン 我/お主

・この世界の創造主。クシャミで作り上げた。どっかで聞いたことあるとか言っちゃいけません!!

瘴気を生成する能力を持ち、それを用いて魔界の全体的な管理を行っている。


性格は一般論の魔王(こわい・すごい・やばい)とは離れており、情に満ち、かつ遊び心がある。

魔王らしく専用の部屋があったものの、経済悪化のため売り払われた。現在側近の部屋に居候の形になっている。


瘴気と魔力を混ぜあわせて使う特殊な技、要するに「魔王の力」を扱う。万物を破壊、再生、創造する能力があるとも言われ、時には世界の常識をくつがえす現象を巻き起こすだとか。


甘党。


“側近竜”名倉 影鳥飴 (なくら かげどりあめ) 俺/あんた

・通称「影鳥」元々飴と影の無生物だったが、ガーベリオンの力の3割により、生物としての機能を働かせている。それに伴い、ガーベリオンが死亡しない限り無限に「再生」を繰り返す不死となった。最近1割増されて魔王の4割を所持する。

体を自由変形させる飴の能力と、影を固形にしたり液体にしたりできる影の能力を兼ね備えている。

また、瘴気や魔王の力を使うこともできるが、瘴気開放→魔王の力開放という段階を踏まないといけない上に、疲れるので境地に追い込まれない限り使いたくはないらしい。本人曰く「面倒」

魔法学に長けている。魔道書を150000冊暗記してるとかなんとか。


主に魔界の政治的な管理を担当。赤字に頭を悩ませている。


好物は甘いお菓子とガーベリオンの前足。寝込みを襲うこともしばしば。


料理などの家事を得意とし、ガーベリオン周りの世話を担当している。時折魔王の城のお手伝いに回る。割と庶民的。


ちなみに弱点は左目の奥。みんな悪戯に狙っちゃだめだよ。殺されるぞ


シャドルとメモリアさん

“闇皇竜”シャドル 俺/お前

・ガーベリオンがどこからか(おそらく現世界)拾ってきた黒竜。時期魔王後継者。

拾ってきた当時はまだ幼竜だったものの、今では立派な成竜。しかしたまに他の竜の魔法などで仔竜にされたりする。よくイタズラされる。


魔王としての素質は弱いといえど存在する。魔王の1割を受け取り、一時的に暴走状態に走っていた時もあったが、今は瘴気を操れるほどに成長した。


次期側近のオル・ミゼックと仲がいい。鳴き声は「ぐぎゃうぅ」。かゎぃぃ。


唯一の既婚ドラゴン。妻はメモリア。子どもはエクレア。


“影蜥蜴:門番”ラクレーター/サラマン・ドアーズ 私・僕/貴方

・二つの姿を持つ蜥蜴男。首元に鍵穴があり、首と腰にいくつもの鍵を下げている。

本来の姿は「ラクレーター」であるが、自身の特殊能力である鍵の力により、サラマンダーと呼ばれる化け物を自身の体に封印、強力な力と、「サラマン」の姿を手に入れる。が、連続してサラマンになれるのは5時間が限界であり、それ以降は理性が化け物に侵食されてしまう。

人をおちょくったり、挑発して反応を見るのが趣味。故に毒舌がさらりと口から滑り出す。しかしドジっ子である。風呂場に行けば足を滑らせ、森に行けば服を木に引っ掛けるという徹底ぶり。だが本人は完全無自覚とのこと。


ラクレーターのすがた

もともとであり、基本的な姿。腰に下げている鍵を使用して戦う。魔法支援型のスタイル。

鍵は、それぞれ空間を加工する機能がついている。

現在使用できる機能は「ある場所とある場所をつなげる」「鍵をかけた空間を凝固させ、いかなる現象もシャットアウトする」。所持している鍵は4つなので、それらの効果を同時に4つまで発動できる。

「ある場所とある場所をつなげる」能力は、主に魔界の火山とつなげて溶岩を放出させたり、ワープさせたりと使い勝手は様々。


サラマンのすがた

サラマンダーの力を開放した姿。首元に下がっている鍵を、首のカギ穴に挿し、鍵を開けるとこの姿になる。

ラクレーターと変わって物理前衛型のスタイル。

首元に下がっていた鍵を巨大化させ、それを棍棒のように振り回して戦う。

また、ラクレーターとしての能力のうち、「ある場所とある場所をつなげる」能力も使える。しかし自分の半径1kが有効範囲。その外までは効果が及ばない。

連続して使える時間は5時間が限度。そのうち3時間を過ぎると理性が少し薄れ始める。


“薬師竜”オル・ミゼック ボク/アナタ

・シャドルがどこからか拾ってきた油竜。火気厳禁。

時期側近であり、影鳥のことを先輩と呼ぶ。

しかし裏では魔界の征服を狙っているらしい。しかし毎回ガーベリオンや影鳥による「意図していない妨害」により失敗に終わっている。

「トマトを投げるのはやめるデス!!!!」


全身を油にして不定形になることができる他、触手のような翼を持つ。

基本的な戦盗手段は魔法と武器での補助。自在に操れる翼で武器を扱い、両手で魔法を扱うスタイルとなる。

薬学知識に長けており、城の医療関係でも働く。

口癖は「~デス」。ツンデレ。


おなかぼよーん

"番人竜”貴ドラ 僕/君

・魔王の勧誘に乗り、魔王城の番人として魔界へと入ったドラゴン。持ち前の巨体が自慢だとか。

現世界において影鳥と交友が深かった。

一人称が僕だったり、いかつい外見とは反してのほほんとした性格で、門の前では大体昼寝しているか肉を食っているか。しかし侵入者には容赦はしない。

素手とブレスを使って戦う。少々動きは遅いもののその強さは皆が認める。

やはらかなお腹はまさに一級品。隠れた魔界名物。


"妄想神”ミルチャリオット

・魔王が異世界から召喚した妄想を司る神竜。真っ白いシリコンのような手触りの体に白目と黒目の色が反転した体を持つ。翼は無いが空を飛ぶことは出来る。

・魔界全土に分身体が存在し、末端の分身体は野生動物のように気ままに生活している。

・分身は上位個体ほど姿が人型に近づく。最上位個体は常に4~5体存在し、それらが全ての分身体を統括……しきれていない。なお、最上位個体には魔力の蓄積量によって尻尾が最大12本生える。


・自分で魔力を生成することが出来ず、他人(竜)に寄生して宿主から魔力を奪って自分のものとする。わりと知らない間に寄生されている事が多いが、満足したら勝手に出て行くので放っておこう。しかし、上位個体に寄生されると魔力の要求量が多いため、宿主が魔力不足に陥り危険になることがある。


・前述の通り、自身で魔力を生成することが出来ないため常に魔力不足でゴロゴロかったるそうにしていることが多いが、最上位個体が魔力を最大まで蓄積させると単純な魔力量は魔王と同等かそれ以上になるらしい。


・自身の妄想を現実と書き換える能力を持つため、基本的に不死身

・上位個体は他者に寄生し操る能力と物体と同化する能力を持つため、しばしば魔王から諜報及び潜入・工作の任務を与えられるらしい(例:側近に気づかれないように夜中に食糧貯蔵庫からカップラーメンを持ってくる等)



現世界編集

“そこに存在する生物”の統治する世界。もともとは影界の一部分だったが、天界と魔界の干渉が均一に発生したため、絶妙なバランスを維持しつつ変異した。結果、聖気と瘴気は相殺し消滅、双方の世界に存在する魔力のみが残留した。


統治者が曖昧な代わりに、現世界を隅から隅まで監視できる“観測者”が存在する。正体は不明。噂によると「猫」らしいが……?


天界編集

“絶対魔法神パンタゴン”の統治する世界。"聖気”と"魔力”というエネルギーに満たされており、魔法などの技術が発達している。

常に晴天。実に爽やかである。現世界で“死んだ”とされた魂を、天界と魔界に振り分けるため、浄化して人間界に戻すための場所でもある。ある意味「魔・現・天」3つの世界を支えているような場所でもある。

陸地部分は空に浮かぶ空中庭園のような体をなしており、その土地は広大のひとこと。

中央には"ヴァルハラ"と呼ばれる大きな神殿があり、以下に紹介するキャラクター達がのんびり生活している。


登場人物編集

パンタゴン

“絶対魔法神”パンタゴン 僕/君

・世界に存在する「魔法」と呼べる技術の根源。天界の統治者にして、神々の王。

その力量は不明。ガーベリオンですら頭が下がるのだから、とてつもないものなのだと推測できる。

常に暇を持て余しており、創作魔法の試し撃ちと天界グルメの食べ歩きがマイブームだとか。

中でも最近はチョコレートがお気に入りらしく、経費を無断でくすねてはチョコ菓子を大量に買い込み、経済を混乱させている。

好物は上述の通り、甘いものと魔王のしっぽ。影鳥とそこらへん息が合う。


その実態は、よく食べよく眠るむにむに系。ゲスいらしいが、謎は多い。


“月下竜”ルド・イノワール 僕/貴方

・夜と魔の象徴である"月"の神。白い。

元々現世界の竜だったが、現世界で“死んだ”とされたときに魂を天界に振り分けられ、またパンタゴンに気に入られたため「生命の輪廻」から外された。よって影鳥同様不老不死となっている。

魔力の満ちた天界で過ごしているうちに、強い魔力を蓄えるようになったが、満月の夜になると行動が若干暴走し始める。理由は不明。"月の徒"というルド専用の正装がある。


パンタゴンの世話をずっとやっているからか、家事は得意。またオシャレや食事、スイーツにも興味があり、影鳥と度々それ目当てに現世界へと降りる時がある。

暇なのか、お手伝いという名目で魔界にもよく遊びに来る。

性格は不思議系。丁寧な言葉遣いをするが、口調が荒れることも少なくはない。

唐突にもふもふしてくる。ファードラ


刃を自在に増やせる鎌と魔法を組み合わせるスタイルで戦う。怒るとヤバい


遊撃竜 ケモラス

“遊撃竜”ケモラス 俺/お前

・パンタゴン直属の軍竜。

忠誠心が高く、パンタゴンの命令には絶対に従う。

風属性と水属性の双属性をもつ水色の竜。小さい仔が大好き。

変幻自在に形を変える水と、強力なパワーを生み出す風を組み合わせた、双属性ならではの自由な戦闘スタイルで戦う。

戦闘任務を主任務とするが、パンタゴンの気まぐれでお使いを頼まれたり、魔界への税金の徴収に出向くこともある。

首を切り落とされても生き続けるほどの生命力がある。



“太陽竜”アリオーシュ・ベクター 私/お前

・暖かな天の恵みと荒ぶる自然の猛威を象徴とする"太陽"の神。厳つい黒い鱗と棘を持つ竜人で、色々な意味でルドと正反対である。

攻撃的な見た目とは裏腹に面倒見が良い穏やかな性格をしており、普段はヴァルハラのテラスや図書館などで魔術の研究と天界の経理に勤しんでいる。最近は最新型のPCをバラしては組み立て、なんてことも。

もっぱらのインドア派であるが、立派な鱗を持つ身として甲羅干しの為に外へ出ることもあり、その度に自慢のボディへとパンタゴンに生卵を落とされては人力ならぬ半自動神力目玉焼き焼成マシーンと化している。機械じゃないけど、やっぱり不老不死。

太陽竜という立場上"神としての力が前面に押し出た"強い光の魔力を持っている。そのため、魔界の面々には接触しただけで致命傷にとなる者もいるが、だからといって仲が悪いわけではない様子。

生前の属性は不明。インドア派なのでドンパチは好まず、その戦闘スタイルも謎が多い。



影界編集

ガーベリオンによって生命活動をしはじめた影鳥が、不意に開いてしまった“4つめの世界”

地面から空まで、モノクロで形成されている謎の無限空間。

生命と呼べるものは存在していなかったが、その黒い地面に植物などを植えると、通常より速い速度で成長する等、生命を“育む”力は強い。


影鳥の研究によると、“三世界の外側を担う世界”という仮説が建てられている。


今のところ影鳥の別荘のような場所になっている。


元のネタ編集

もともとはTwitterにおいて、ガーリィ氏のアイコンがオリジナルキャラクターである「ガーベリオン」に切り替わったことから始まっている(多分)

そこから謎のノリと共に話が発展し、ついに世界観まで出来上がってしまった。

若干の身内ネタと共に、あたたかい魔界をお届けします。でも基本的にtwitterで騒いでるよ!

おおまかな管理は影鳥が行なっております。

関連タグ編集

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