概要
『学校じゃ教えられない!』とは、2008年7月15日から同9月16日まで、毎週火曜日の22:00-22:54に日本テレビで放送されていた深田恭子主演の学園ドラマである。
キャッチコピーは「青春から、逃げるな!」。
ストーリー
50年の歴史がある名門女子高だったが、少子化の影響で男子5人が入学することになる。女子高のOGで英語教師の相田舞は、この5人を社交ダンス部に半ば強制的に入部させる。また、それぞれ問題を抱えている女子5名も入部することになった。一方、校長代理の影山盟子や校長の氷室賢作は学校にメリットがなければ社交ダンス部存続には反対だという。社交ダンス部存続に向けての相田の奮闘が始まる。
登場人物
相田 舞(あいだ まい)
演:深田恭子
主人公。3年目の英語教師。ディズニー大好き。口癖は「夢・友情・愛」。
プロポーズ大作戦がきっかけで結婚し、社交ダンスをしていた両親のもとに生まれるが、二人は舞が高校生の時に信号無視の事故で他界。
友達のような教師でありたいと願い、生徒からは「舞ちゃん」と呼ばれている。男子にも中性的な立場で接する。
氷室 賢作(ひむろ けんさく)
演:谷原章介
校長を務めるが生徒の前に姿を現すことは無い。常に学校の利益を考えて決断を下す実利主義者だが、舞には「根は生徒想いの人」と思われる。
第8話で、舞の起こした問題等の責任を取って校長を辞任したが、翌年、新任の英語教師として灯愛高校に復帰した。
横山 永璃(よこやま えり)
演:仲里依紗
叶夢のパートナー。LOVE ADDICTで、好きな人が日替わりで変わる。
水木 一樹(みずき かずき)
演:中村蒼
瞳のパートナー。家族は母(演:中島ひろ子)・父(演:山崎潤)。社交ダンス部副部長。このドラマの実質の主人公で、物語の回想ナレーションは彼が語っている。
親友である叶夢の事が好きで、彼を追って灯愛高校に入学したが、後に自分のもともとの志望校に転学した。
緑のおばさん→親戚の女の子→叶夢と、本人曰く『好きになってはいけない人』を好きになってしまう体質。
成田 静也(なりた しずや)
演:前田公輝
レイのパートナーで、ドM。イケメンでナルシスト。汗っかき。
見城 瞳(けんじょう ひとみ)
演:朝倉あき
一樹のパートナーで、社交ダンス部部長。弟が3人いて、誰に対しても面倒見が良い。
二年前に母親を癌で亡くし、多忙な父に代わり弟の面倒や家事をこなしている。
早々に一樹の秘密を見抜く。
鈴村 レイ(すずむら レイ)
演:加藤みづき
静也のパートナーで、ドS。潔癖症で、常にスプレーとウエットティッシュを携帯している。
家庭教師の音大生と付き合っていて、妊娠してしまった。
稲井 信太郎(いない しんたろう):法月康平
真帆のパートナー。父・母(演:渡辺杉枝)・姉の4人家族。
姉は、高校をやめてから家族に暴力を振るうようになり、家庭内暴力が起きている。
一時は姉へ殺意を抱くも、舞の言葉や真帆への想いから、愛をもって姉と接する事を決意する。
亀田 真帆(かめだ まほ)
演:夏目鈴
信太郎のパートナー。元・陸上部。
顧問の古谷に反発した事によって、陸上部を辞めさせられてしまう。
それからは、古谷と陸上部員達にずっと因縁をつけられてきた。
一時は自殺願望を抱くも、信太郎の説得により、一樹が学校を辞めた後、陸上部に戻り、他の部員とも再び打ち解け、前向きに生きるようになる。
長崎 きよし(ながさき きよし)
演:柳沢太介
可奈のパートナー。実家は葬儀屋。物語中、パートナーに初めて恋愛感情を抱いた男子。
可奈のアイコラを作り、校内の男子への風当たりを強めた最初の人物。家族は母・美津子(演:鈴木美恵)がいる。
西川 叶夢(にしかわ とむ)
演:森崎ウィン
永璃のパートナー。悩みがないことが悩みの明るい性格。生で舞のTバック姿を見るのが夢。
名前の通り「夢が叶う」と信じている。真っ先に友達を庇うが美味く纏められないため、一樹に助けを求める。演説癖がある。
吉澤 可奈(よしざわ かな)
演:柳生みゆ
きよしのパートナー。自分に自信がなく、仲間はずれにさられたくないからと、女子グループの使い走りにされていた。
真行寺 夏芽(しんぎょうじ なつめ)
演:三浦葵
生徒会長。
瞳に恋愛感情を抱いていて、中等部のとき生徒会員だった彼女にキスしようとしたが拒絶され、それ以降社交ダンス部含め彼女に何かと干渉してきた。
瞳への想いは断ち切れていない様子で、一樹に嫉妬心を抱いている。