CV:斉藤壮馬
人物
本作のもう一人の主人公。
料理人を募集していたあすトろ荘へ面接に赴いた事から、この物語が始まる。
面接時、募集要項が就職のそれではなく、単に住み込みの料理人募集だったことが明らかに。
が、この勘違いした募集を行った大家のミラに一目ぼれしてしまい、自身もあすトろ荘の住人となって、料理を振る舞うことになった。
部屋は2階の5号室。あわよくば豪徳寺ミラと恋仲になれればと思っている。当初は(偶然にミボー星のミボー人だと聞いて)ミラの事を「未亡人」と勘違いしていた。
かつて大手ホテルにて、若き料理人として務めていた。シェフとしての腕は確かで、在籍時には賞も取って雑誌に写真が掲載されてもいる。が、ホテルがいきなり倒産してしまい、職を失ってあすトろ荘へと赴いた。
当初はあすトろ荘を、古民家レストランと勘違いしていた様子。あすトろ荘の住人となってからは、朝食だけでなく夕食も作っている。最初に面接した時には、ミラを含む他の住人たちに、アジフライ定食を作って振舞っていた。
作る料理は、ご飯とみそ汁が付く定食が多いが、イングリッシュ・ブレックファーストや、スープカレーなども劇中では作っていた。
やや思い込みが強い一面も持ち、迷ったり落ち込んだりすると特定の食材を多めに買い込み、加工(干すなど)する癖がある。劇中では魚やイカなどを買い込み、庭に干すなどしていた。
また、どこかひがみっぽくなる一面も有し、ショーインがミラを訪ねてきた時には、彼がミラに親しい事も含め、やや鬱屈した感情を抱いたりもした。
しかし基本的には素直で真っすぐな性格であり、ミラがミボー星人である事も(驚きはしたが)受け止め、彼女の為に鍵探しを協力している。
葵とはかつて同僚で面識もあったが、その顔を覚えておらず、再会してもしばらくの間気付かなかった。