宮本武蔵(バガボンド)
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みやもとむさし
井上雄彦の漫画『バガボンド』の主人公。
新免無二斎の息子である作州「宮本村」の浪人。第一章・三章における主人公。
初名は新免 武蔵(しんめん たけぞう)。
父の下、武芸者の子として人の温もりを知らずに育つ。大柄な体躯に人並み外れた腕力と殺気の持ち主で、破天荒な行動から周囲との齟齬が絶えず孤独になりがちだが、おつうや又八などの気心の知れる者たちには幼少時から心を開いている。手先が器用で、山篭りの際に自分で木刀や木彫りの仏像を作ったり、沢庵の頭に悪戯をしたりする。
13歳の時、村に挑戦者を募って現れた新当流の有馬喜兵衛を不意打ちで殺害。これにより“悪鬼”と周囲から忌み嫌われるようになる。17歳の時、関ヶ原の戦いに西軍方として出陣するも敗戦。合戦場から宮本村に戻る際に関所を破り追っ手の兵や村人を多数手にかけた。その後沢庵に捕縛されるも命を救われ、ここから名を宮本武蔵と改め、剣の道において天下無双を目指すようになる。
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