ふえぇ……闘いなんて無理ですぅ……
概要
内気・内股のふええな15歳の女の子。お嬢様学校に通う高校1年生。
ひょんなことから魔王ミケヴォルーザを召喚してしまうが、驚いて途中でダンボールで押さえつけたことから魔王の両手だけが顕現した。以来、ミケヴォルーザの両手に翻弄される日々となる。
プロローグ
お嬢様学校のオカルト研究部にたった一人で所属している高校1年生、宵之森ひずみはある日、旧校舎棟の奥底に眠っていた謎の魔導書を発見。
見よう見まねで魔導書に書かれていた召喚術を試したところ、なんと異界の魔王・ミケヴォルーザを偶然召喚してしまう。
しかし、ありあわせの素材で召喚したため魔法の両手しか召喚できず、その上魔王との契約が満了するまでは誓約の輪(コントラクト・リング)を繋がれてしまうことに。
魔王が要求した契約は『魔王が満足いくまで強者と戦うこと』。この契約を破棄すればひずみの命は無いという……
「よし、次はあやつと戦うとするか……行くぞひずみ」
「ふええ~!私が召喚したのにぃ~……!」
かくしてフツーの女子高生宵之森ひずみは、召喚したはずの魔王の両手に引っ張られながら戦いの最中に身を投じることになったのだ。
必殺技
「やきゅううううう…」 | 魔王の手が敵をひずみに向かって投げつける。飛んできた敵をひずみが「こっち来ないでぇえ~!」と叫びながら魔導書で打ち返す技。 |
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「きょうどうさぎょおお……」 | 魔王の両手が敵を99%ボコボコに打ちのめしたあとに、両手がひずみの手足を人形遊びみたいにヨチヨチ操って、ひずみのヘロヘロパンチでKOさせる技。 |
「秘密ですよ…?」 | ひずみが個人的に所持しているボウガンを相手に発射する。 |
その他・情報
- 魔導書の中から伸びた鎖と誓約の輪がひずみの首に繋がっている。
- 魔王ミケヴォルーザはひずみから「ミケちゃん」と呼ばれているが、そのたびに「可愛く呼ぶんじゃない!」と怒っている。
- ひずみが見知らぬ男性と歩いていて、魔王の両手がショックを受ける回がある(結局弟だった)
- ひずみが魔王の両手に手編みのニット帽をプレゼントするが、「これじゃ指サックだな」と言われる回がある。
- ひずみの秘密を暴こうと新聞部が奮闘する回がある。
- ひずみがクラスの友達から『肩に幽霊の手があるタイプの心霊写真』を見せられるも、「小さい手で羨ましいよ…」と遠くを見つめる4コマ漫画がアンソロジー本で出る。
- PARCOとコラボした際には、ショッピングを楽しむひずみと、山積みの買い物箱を持たされている魔王の両手のイラストパネルが展示される。
本当の概要
株式会社バーグハンバーグバーグの運営するWebメディア、『オモコロ』内の記事、「理想の『最強キャラ』になれ!オリジナル格ゲーキャラ選手権!」(株式会社Cygamesより発売の『グランブルーファンタジーヴァーサス-ライジング-』のPR企画)にて、ARuFa氏が考案したキャラクターである。
ARuFa氏含め4人のライターがキャラクターをプレゼンし、中でも宵之森ひずみはその作り込まれた設定から、審査員を務めるCygamesの梶泰幸ディレクターと福原哲也クリエイティブディレクターをして「まるでオタクの炭酸泉に浸かっているよう」「適度なあるあるもツボを刺激する」と言わしめた。
企画内において優勝は逃したものの、2023年12月21日の記事公開からX(旧Twitter)を中心に人気を獲得、ファンアートが続々作られる事態となっている。記事広告での一発ネタであることを惜しむ声も多数。
なお上記のその他情報は集団幻覚ではなく、キャラクターに付随して記事内で考案された公式(?)設定である。
ちなみに(ネタバレ注意)
エンディングでは、魔王ミケヴォルーザを召喚した際ひずみの首に着けられた契約の輪(コントラクト・リング)の正体が明かされる。
首輪と思われていたそれは、なんと魔王サイズの指輪であった。
そもそも召喚術は召喚される者が召喚主に対して特別な好意を持っていないと成立せず、ミケヴォルーザは魔導書を見つけたひずみに一目惚れしていたらしい。
そして戦いを終えたひずみは、ミケヴォルーザによって魔界に逆召喚されるのだった。
梶ディレクター「……ということはひずみさんもミケちゃんに特別な好意を!?」
ひずみ「これから先はご想像にお任せします……」
関連タグ
フォロイー
- 安栖頼子 - 自称魔王ミケを召還してしまうオカルトマニア。一心同体の離れられない契約を強制された。
関連リンク
- 理想の『最強キャラ』になれ!オリジナル格ゲーキャラ選手権!(元記事)
- なんか急にバズってる『宵之森ひずみ』ってナニモノ???(Togetterまとめ)
- 「宵之森ひずみ」ファンクラブ💍⛓📖(Togetterまとめ)
※💍⛓️📖は有志考案のひずみ&ミケを表すファンマーク