山風(駆逐艦)
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やまかぜ
旧日本海軍の駆逐艦名のひとつ。2代が存在した。
海風型駆逐艦「山風」
略歴
1910年 | 甲号大駆逐艦として三菱長崎造船所で起工。 |
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1911年 | 海風型駆逐艦2番艦「山風」として竣工。第十六駆逐隊所属。 |
1914年 | 第一次世界大戦勃発。第一南遣部隊に所属、南洋方面で活動。 |
1918年 | 第一次世界大戦終結。4月、第二駆逐隊に変更、一時離脱するが7月に復帰。11月、第三十二駆逐隊に変更。 |
1922年 | 12月、第十七駆逐隊に変更。 |
1930年 | 6月、掃海艇に類別変更、「第八掃海艇」(2代)に名称変更。 |
1936年 | 4月、除籍。 |
白露型駆逐艦「山風」
略歴
概要
一等白露型駆逐艦の8番艦。改白露型と呼ばれることもある。「マル2計画」で計画・建造され、「海風」、「江風」、「涼風」と共に第二十四駆逐隊を編成した。南方作戦、蘭印作戦の多くの上陸、攻略作戦に参加し、タラカン攻略作戦では蘭敷設艦「プリンス・ファン・オラニエ」を共同撃沈、また2月に浮上中の敵潜を砲撃で撃沈する戦果を上げた。スラバヤ沖海戦には第五戦隊の指揮下で参加するもほとんど戦果はなく、フィリピン攻略作戦後のミッドウェー海戦では主力部隊の護衛として参加するも機動部隊全滅により撤退。
1942年6月23日、大湊から柱島への回航中、現・千葉県館山市の東京湾沖にて米潜水艦「ノーチラス」による雷撃を受け沈没。生存者はいなかった。8月10日付けで除籍。
ちなみに、本艦は白露型駆逐艦最初の喪失艦ともなった。
山風(艦隊これくしょん):モチーフは2代目。
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