概要
CV:斎藤千和
『少女義経伝』の登場キャラクター。
平家一門の姫で平清盛の孫。生後間もなく並外れた霊力が宿るような術を施され、それと引き換えに視力を失っている。作中最も高い霊力の持ち主。
上述の理由から特殊な術である「人寄せの術」を使うことができ、これが物語の根幹を左右するものとなることから、この作品におけるキーパーソン。
性格は物静かで大人びている。平家一門であることに誇りをもっているが、必要以上に傲慢になることはなく、ごく自然に支配する側の人間として振る舞うことのできる生まれながらの姫君。
目が見えないという自らの境遇や、平家を再興するためのものとしての運命を特別不幸なことだとは思っておらず、全てを受け入れた上で自分にできることを模索している。
従者の廉也は、観月の遊び相手として兄妹のように育った間柄であり、そのため廉也からは絶対の忠誠を誓われている。
平知盛を慕っていたが、平知盛の死にショックを受けた観月は心の隙をつかれて、平清盛の霊に体を乗っ取られてしまう。だが廉也の命がけの行動によって、観月は清盛から解放された。
敵方の姫であるため、特殊な条件を満たさなければ観月エンディングに到達できない。
ちなみに続編である『少女義経伝・弐 〜刻を超える契り〜』では初めから味方として登場する。