何が普通かは自分で決めるし、どう生きるかも、何が美しいかも自分で決める!
CV:諸星すみれ
概要
主人公の女子高生。平成15(2003年)年5月13日生まれの17歳(公式プロフィール参照)。
元々は普通の人間だったが、ある日突然タヌキ獣人になってしまう。本人は当初アライグマだと思っており、タヌキと気付いた後も「タヌキは嫌」という理由でアライグマだと主張するが大抵バレる。
なずなという親友がいるが、彼女はみちるが獣人になるより前、みちるの目の前で突然獣人化し、何者かに連れ去られてしまった。
第1話にて全財産を握りしめて人間の町から脱出、ネットで知った「アニマシティ」へと向かう。途中反獣人派の人間達に狩られかけるも、マリー伊丹に助けられ(ただし代金付き)、アニマシティへ逃げ込むことに成功。
みちるが逃げ込んだその日は偶然アニマシティが作られて十周年を記念する祭りが開かれており、獣人がありのままで過ごす姿に「もう隠れてなくていいんだ」とみちるは目を輝かせた。
そして彼女は、その祭りの中で大神士郎と出会い、その出会いがアニマシティを、世界を変えていく。
「マジ」や「ヤバイ」と言った口調や振る舞いは如何にも現代っ子なもので、自分が思う『正義』を基準として一人で突っ走ってしまう悪癖がある。しかし、祭りの最中で倒れるテレビ台からヤギの老人を助けようとしたり、相手を過剰に痛めつける大神士郎を止めに入ったりと、要所要所で、困っている人物を放って置けないような心優しい面も見せる。また、頼まれたとはいえ廃町「ラビットタウン」の子供達にもかいがいしく世話を焼いて文字を教える等、面倒見もよい。
言いたいことははっきり言う、良くも悪くも真っ直ぐな性格。
タヌキの特性と、元よりバスケットボールが得意なようであることから、身体能力は高い。
また、感情が昂ると、尻尾が電気を放ちながら膨張する。
第2話では本人も無意識で、両腕があり得ない長さにまで伸びていた。この辺りから、みちるはただのタヌキ獣人ではあり得ない能力を開花させていく(下半身をチーター化させ速く走る、腕をゴリラのごとく肥大化させ殴る、腕を翼にして空を飛ぶ、髪や尻尾をカメレオンにして壁に溶け込むなど)。
恐らくこれは「化ける」という狸の能力かと思われる(なずなが狐から銀狼に変身するのも同様。もちろんそういった伝承が元ネタであり、実際の狸や狐や鼬等にそのような能力はないが)。
小ネタ
BNAについての情報が出た当初にお披露目されたみちるの見た目は現在のものとは多少異なる。
分かりやすい箇所で言えば耳、尻尾の形状が異なる。