CV:水橋かおり
概要
アニメオリジナルキャラクター(原作本編では、最終話のみ登場するが、ARIA The ANIMATION PERFECT GUIDE BOOKのSN「少女とおじさま」にコミック版として初めて登場)。マンホーム出身。アニメ版の灯里のメール相手となる女の子。
当初は単に「アイ」と呼ばれており、愛野姓が設定されたのは後年のことである。
最初はアリシアのゴンドラに乗りたがっていたが、アリシアは予約がいっぱいだと知り、灯里のゴンドラに『お友達』として乗ることにする。はじめは年の離れた姉・アヤメ(声:木川絵理子)が新婚旅行で行ったアクアの自慢話ばかりをするのでアクアもネオ・ヴェネツィアも嫌いだったが、親の好意でアクアに連れてきてもらい、灯里と藍華の2人と友達になったことで次第にアクアもネオ・ヴェネツィアも好きになる(なお、アリシアのゴンドラに乗りたがっていたのは姉が前来たときに乗っていたため)。次に来る時はアリシアではなく、灯里のゴンドラに乗ることを約束する。
その後、年越しの時に姉家族とともに再びアクアを訪れる。この時灯里とともにアリア社長を探しに行った際に、灯里とともに入植時代のアクアを目撃した。そしてカーニヴァルの日までARIAカンパニーにホームステイし、その当日に、灯里とともにカサノヴァの正体を知る。また、アニメ第2期25話(「その 出逢いの結晶は…」)のレデントーレにも灯里に招待されてやって来た。
なお「少女とおじさま」では、カフェ・フロリアン店長とも知り合いになっている。きっかけは迷子だったのを助けてくれたことからだが、顔が強面の店長をはじめは誘拐犯だと誤解してしまった。しかし、後の自分に対する振る舞いから紳士であると分かり、そのことを謝っている。
アニメオリジナルキャラクターゆえ原作には一切登場してこなかったが、原作最終話において初登場時の灯里達と同程度の年齢に成長した姿で、ARIAカンパニーにペアのウンディーネとして入社した。
劇場版『ARIA The AVVENIRE』ではシングルに昇格。このタイミングで愛野姓が付与されている。
また、上記の「少女とおじさま」や、ARIA The ORIGINATION PERFECT GUIDE BOOKのSN「旅立ち」での、AQUA第一話での灯里同様にアリア社長の出迎えを受けたにもかかわらず、特に大きなリアクションがない点、灯里とはずっとメル友だったという彼女の台詞などから、ARIAカンパニーに入社する以前からアニメに準拠した形で灯里達とは関係があった事を匂わせている。
オールのナンバーは「2」(アイの見た目の年齢を考慮すると、入社したのはアリシアの引退から数年後のことと推測される)。
後頭部に大きなリボンを結んでいる。色は赤と蒼の2色あり、赤の方が主。
物語の進行過程で、灯里の昔と重ね合わされることが多い。例えば、出会いはゴンドラの中で一方が寝ころがっているときや、食事でじっと見つめるシーンなど、灯里が過去のアリシア、アイが過去の灯里をダブらせて表現されている。