概要
古くは1.2.の用法で使われたが、3.の用法は戦後に広まり、現在多く目にする。参考:三省堂国語辞典第八版
2007年に文化庁が実施した「国語に関する世論調査」によると、「失望してぼんやりとしている様子」で使う人が17.1パーセント、「腹を立てている様子」で使う人が70.8パーセントという結果が出ている。
この3.の意味については、2000年代初期までは「誤用である」とする認識が多数だったが、いくつかの国語辞典では、「むっとする」意味を俗な用法として、または誤用とはせずに載せるようになった。