作品解説
『戦星のバルジ』とは、週刊少年ジャンプで連載していた堀越耕平による漫画作品。
2012年25号から連載開始、同年41号で終了。全16話、全2巻。
ジャンプネクスト!2011SUMMER号に掲載された読切『宇宙少年バルジ』が元になっているが、設定やキャラクターには大幅な変更がなされている。
あらすじ
悪しき異星人たちが宇宙中から集まり覇権を争う戦乱の星・インダストリア。異星人たちによって苦しめられた民はこの現状を”戦星の世”と呼んだ。家族想いの貧乏少年アストロはある日、自分とうりふたつの少年と出会うが、彼の正体はこの星の王子で……!?(週刊少年ジャンプ公式ページから引用)
登場人物
主人公。15歳。
貧乏だが人一倍家族想い。困ってる人に手を差し伸べずにはいられない優しい少年。
自分と同じような境遇の孤児と生活を共にし、彼らを養うために働いていた。
容姿がそっくりなバルジ王子と出会ったことがきっかけで、彼の代わりに人々を救う旅を始めることとなる。
星王憲兵隊第一大隊副隊長。25歳。
その名が星中に知れわたるほどの実力者。アストロを教育しながら旅に付き添う。
女性が苦手で、まともに顔を見ることもできないほど。アゴヒゲがトレードマーク。
本作のヒロイン。17歳。
元戦争孤児。ある夫婦に引き取られ幸せに暮らしていた。
だが、養母を異星人を殺されたことにより復讐に取りつかれてしまう。
星王憲兵隊第一大隊副隊長。25歳。
憲兵隊でありながら、異星人たちの侵略に協力する。
自分の都合の良い方へ流れていく男。ティアマトと同期。
ククルカンと行動を共にするフロッグ星人。20歳。
長い脚に暗黒エネルギーを纏わせ、その力を増強している。
アストロに生き方を教えた異星人。36歳。
歪んだことは絶対に許さない男。
インダストリアの王子。
しかし王子の自覚はなく面倒臭がり屋。彼とアストロの出会いから物語が始まる。