戦闘城塞マスラヲ Vol. 1 負け犬にウイルス
戦闘城塞マスラヲ Vol. 2 神々の分水嶺
戦闘城塞マスラヲ Vol. 3 奇跡の対価
戦闘城塞マスラヲ Vol. 4 戦場にかかる橋
戦闘城塞マスラヲ Vol. 5 川村ヒデオの帰還
(全5巻発売中)
ストーリー
引き篭もりの主人公、「川村ヒデオ」が極悪愉快型コンピュータウイルス、「ウィル子」と共に、謎の大会「聖魔杯」に出場し、波乱万丈の大会に挑む、という物。
非力で何もとりえが無い、人相(主に目つき)が極悪でいつも悪人と勘違いされる、
さらにそのせいで常にマイナス思考気味。職につくこともできず、最早餓死をまつ
ばかりの主人公「川村ヒデオ」は、ある日、拾ったパソコンに入っていたコンピュータウイルス、
「ウィル子」に感染されてしまう。「自分は電脳世界の神になる!」と言うウィル子に対し、
どうでもいいと人生に悲観するヒデオ。
そんなヒデオにウィル子は「聖魔杯」という大会の情報を見せる。
「聖魔杯」、それは世界を律する権利を賭けた大会。
優勝者には「聖魔王」の称号と、その証である「聖魔杯」が与えられる・・・。
ダメもとで大会に参加するヒデオ、やる気満々で参加するウィル子。
この二人の波乱と奇跡の戦いが幕を開けた。
内容
ギャグあり、シリアスあり、高度な情報戦からド派手なアクションシーン等、
割と何でもありの内容となっている。
様々なピンチを、ある時は機転を利かせて、ある時は思い切った行動で
チャンスに変えていくヒデオとウィル子の活躍は、読者を魅了する本作の
大きな魅力である。
随所にアニメ、ゲーム、マンガといった様々なメディア作品のネタが見られる。
原作を知っている人なら思わずニヤリとしてしまうだろう。
本作と同じ作者の作品、「お・り・が・み」とは時間軸が繋がっており、
本作はこの「お・り・が・み」の後の話に当たる。
そのため、「お・り・が・み」に登場するキャラクターが多数登場するが、
作中で補足や説明があったり、主にヒデオ視点で話が進むので、
「この人誰?」的な展開になるため、本作から初めて読み始めても問題は無い。
作者は林トモアキ氏、イラストは上田夢人氏が担当している。
キャラクター
アニメ化の企画
アニメ化の企画もあったようだが尺の都合で魔殺商会が登場しないという筋書きだったため原作者は「そんなの誰も喜ばない」として企画を無しにしてしまったという、英断である。
関連タグ
お・り・が・み→戦闘城塞マスラヲ→レイセン(林トモアキ)