新興宗教オモイデ教外伝
しんこうしゅうきょうおもいできょうがいでん
書きかけの項目があります。出典の詳細が解る方は加筆修正をお願いします。
新興宗教オモイデ教より十数年後、学校や町など舞台を同じくする。基本構成は前作をなぞる形をとっている。
登場人物
杦山久(すぎやまひさし)
かつて奈津美が通っていた高校の2年生。学級委員長を務める優等生。親しいクラスメイトからは『きゅーちゃん』と呼ばれる。
ひょんなことから学校の怪談の祟りに触れ、『超常現象研究会』の会員に加わることになる。
顧問の不良教師の悪事を暴くために深夜の旧校舎探索に参加するが、そこで次々と起こる不可思議な現象に巻き込まれていく。
妹尾いちご
久のクラスメイト。小柄でコケティッシュな少女。ジプシーを祖母に持つ自称占い師。
クラスで3番目的な存在で、天然なのかあざといのかよくわからない性格。
芳岡直長
超常現象研究会の会員。3年で灰多クラスの学級委員長。綿密なプランを立て、その通りに実行するのが趣味の秀才肌。
菅山良利
超常現象研究会の会員で1年生。黒縁メガネで小柄な少年。
川田凛
超常現象研究会の会員で1年生。ツインテールの美少女。潔癖なきらいがある。
灰多冶
英語教師。超常現象研究会の顧問。構内での素行の悪さが目立つが学校側からの御咎めはない。
高中崇也
灰多の友人で超常現象研究会の特別会員。肥満体質の少女愛者。自称『タッタカ』。
奈津美
過去に起きた『オモイデ教』にまつわる宗教戦争で命を落とした女性信者。きゅーちゃんの従妹。
きゅーちゃんの思い出の中では、恐怖を感じる不思議な力を持った少女で、絶対的な存在だった。
Z(ゼット)
帽子・スカーフ・スーツと全身白ずくめの衣装にサングラスをかけた痩躯の探偵。
久の前にたびたび現れる。
桜月常逸(おうつきじょういつ)
禿頭に顎鬚をたくわえ、破戒僧のようなぼろぼろの法衣を纏った豪傑漢。
超常現象研究会の動向を見守る謎の人物。