概要
元々は1905年(明治38年)11月に滋賀県草津市にて創業した、日本で最初の旅行会社。この時の名称は「日本旅行会」だった。実は駅弁業者の「副業」がことの起こりだったそうな。
だが、1941年8月に経営破綻してしまう。日中戦争が終わりなき戦いに成り下がってしまった上、また新しい戦争があるかも知れないというのに呑気に旅行する(精神的)余裕なんかあるか、とばかりに旅行に否定的な世情になってしまったためであった。
1949年1月、大阪府で日本旅行会が再発足した。1967年に本社を東京に移し、その翌年に現在の名称に改めている。2001年にJR西日本の旅行会社部門を引き継いだため、現在はJR西日本の連結子会社となっている。
国内・海外の両方を扱うが、国内旅行に強みがあり「赤い風船」というパックツアーのブランドを持つ。
北海道に関しては1994年4月から、東北地方に関しては2010年4月から、それぞれ地域子会社によって運営されている。