概要
研究機関S.A.U.R.U.に所属し、魔女のネゴシエートや、トレージャーハンター兼学者の役職に就いている。15歳。魔導の杖は銃型。
父の持っていた燧石によって火之迦具土に見初められ、彼女と契約し、弓の秘文字を継承し、竜殺しになる。僭主となり、作中が進むたびに、能力を使えば使うほど、ドラゴン化していき、5巻では右腕全体がドラゴンのような特殊な体になってしまっていることが判明。6巻では更に人としての記憶も忘れていっている事が判明するも、迦具土いわく、性的興奮で人間として留まる可能性があることを羽純に説明している。
ルルク・ソウンの秘文字を使うことができ、不朽の加護によって、並みの攻撃ではダメージにすらならない。また、魔女と契約を結ぶことで「蛇」を眷属(竜殺しの影響を受けなくなる)にすることを可能とする。さらには、心臓に魔力を送り込むことで、二重発動を疑似神格の回数に関係なく発動させることができる。
2巻では拳銃を魔導の杖の杖に変え、攻撃手段とする。単発、3点バースト、全弾発射のフルオート射撃の三種類に切り替えが可能で、弾数は30。魔力で再装填が可能だが、数分かかる欠点を持つ。
3巻で火之迦具土の心金を手に入れ、心臓に埋め込むことで、「蛇」のように女王を呼び出すことが可能になり、「蛇」と合体させることで、パワーアップも可能になる。
4巻では「双刀」の秘文字を手に入れる。「双刀」は光と闇の力が必要で、それぞれの魔女単独では、必滅の法を使うことができないことが判明する。そのときに、4巻で戦った元竜王の秘文字も手に入れたような描写がある。
5巻でソロモンの遺産を手にし、「指輪」の秘文字を手に入れるものの、女王の争奪戦となってしまい、決着は6巻になってしまう。
6巻での魔力の強さは第5階梯(特級認定)をしのぐほどの強さを発揮している。「指輪」の秘文字を完全に支配下に置いて、ソロモンの箱舟の所有者となり、72の邪霊体を取り込んでいる。