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演∶沢村一樹


概要編集

京都府警本部刑事部・捜査一課13係刑事。階級は警部補。

「京都府警に時矢あり」と呼ばれるほどのエリート刑事だったが、犯人の追跡中に高所から突き落とされ、刑事になってからの二十年間の記憶を喪失してしまう。

復帰後は佐相智佳とコンビを組み、事件を解決していく。


記憶を失う前は刑事らしくスーツを着ていたが、喪失後はジャケットなどの動きやすい服装へと変わっている。


人物像編集

府抜けた笑みを浮かべたマイペースな性格をしており、記憶を失う前とは似ても似つかないほどにお人好しな性格。

これは彼が刑事になる前、交番勤務時代のものであり、こっちが素である模様。


二十年間の記憶がないため、老けた自分や叔父の姿に驚くなど、宛らタイムスリップしたような反応を見せるが、あくまでも喪失したのは刑事に関連する事柄や知識のみ。そのため、スマートフォンなどは問題なく扱えるし、ナースを「看護師」と今風に呼ぶなど幸いにも私生活での知識面に問題はない。


記憶を失う前編集

刑事として数多くの事件を解決に導いていた頃の時矢は交番時代(及び記憶喪失後)とは正反対のクールで、妥協を許さないほどに自他共に厳しい性格していた。

しかしながら、刑事としての使命や責任感は誰よりも強く、上層部や部下からの信頼は厚い。


顔が同じだけの別人と言われても違和感がないほどギャップがあるため、佐相は「旧・時矢」・「ビフォー時矢刑事」・「平成時矢」などと表現している。


推理力や捜査力は当然ながら遺体を見ても怯んだりしない精神力。そして凶悪犯を追跡し確保するなどの格闘技にも優れている。

また、黒いスーツを着こなし、女性へのスマートな対応も心得ているため、かなりモテていた。


まさに絵に描いたような理想の刑事だが、完璧過ぎる態度が一部の人間からは不評だった様子。また、実際のところは自分の目指す刑事になるために無茶をしていたこともあり、刑事となってからの私生活は上手くいかなかった模様。


推理方法編集

記憶が交番時代に戻っているため、刑事としての捜査力は悪く言ってしまえば完全にド素人。しかし、それを補うように現場での些細な違和感から事件の輪郭を想像し、地道な捜査を続けていくことで真相を明らかにする。

また、彼が興味を持ったものは事件の重要な手掛かりになっていたり、地図などの建物や住所などを一目見ただけで記憶するなど記憶力も高い。


当然、刑事時代の記憶はないため相方の佐相がフォローしている。


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