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あらすじ

(公式サイトより引用)

ある日、母親から再婚を告げられた千晴は相手の連れ子のルイと葬式で出会う。

育ての親の祖父を亡くしてひとりで生きると決めたルイと、そんなルイと一緒に暮らすことを決めた千晴。

義理の姉妹、ふたりぽっちの物語。


登場人物

  • 香田千晴(こうだちはる)

お姉さん

主人公その1、身寄りのないルイを引き取ったが、出勤前に泣きつき、家に帰れば愚痴を聞いてもらい、「惜しむ金などない」と夢中を通り越しメロメロ

職場ではできる女として見られているが、料理の腕は壊滅的で加熱しすぎてしまう

その理由は、昔多忙な母が珍しく作り置きしてくれたが生焼けで中毒を起こしたから。

もともと関係が悪かったのか、職場で「美貌は親譲りでは?」と話題になるも本人はスルー。


  • 天原ルイ(あまばらー)

お迎え妹

主人公その2、7歳ながらどこか達観している。「ちゃんはわたしむきじゃない」とくん呼びさせている。初対面時はロングヘアーだった。千晴を事あるごとにほめる天然タラシ

田舎暮らしが長かったためか運動神経抜群。

あらゆる学校行事が初めてで楽しいとのことだが、入学式の朝に倒れた祖父が余命僅かだと知り、「ずっとそばにいる」と自分の意志で学校には行ってなかった


  • ルイの祖父

故人、ルイの不登校を知らなかった。「最期までそばにいたい」というルイの気持ちを汲み取り、地球が爆発しても生きていけるように教養からサバイバル技術まで一通り仕込んだらしい。


  • タマ

千春の愛猫・・・なのだが幽霊。子どもには視えているらしい。

ルイとしか話さず千晴には見えてないが「今はその時じゃない」とのこと。

かつて自然公園で捨てられているところを保護された。

獣医に「心臓が弱く長生きできない」と宣告されたがそれでも千春は連れ帰った。

瞳の色が玉虫色だったことが由来


  • くるみ

クラスメイト。初対面から意気投合。


  • 五島(ごしま)くん

くるみのことがすきな男の子、ルイのことをライバル視。


  • みなと

くるみの兄、5年生。ルイのことはルイルイと呼ぶ。


  • ほなみさん

センシティブな作品

くるみ達の母、看護師。千晴に引けを取らないほどの美貌。

学校行事に慣れない千春にアドバイスしてくれる。


  • みずき

ほなみの妹、美容師。


  • くるみ達のおばあちゃん

穏やかな人物だが病気がちで通院の日々。


  • 花屋のお姉さん

関西なまり、初対面で姉妹と見抜いた。庭のアドバイスもしてくれる。


  • 松原きりか

隣のクラスの女の子、くるみとは幼馴染。しっかり者で「だらしないやつは嫌い

メガネ一家で視力低下とメガネをからかわれることに悩んでいたが、ルイに「似合ってる」と言われ吹っ切れた。


  • 佐藤あいら

みなとのクラスメイト。

口も悪く素行も悪い。賑やかな雰囲気が苦手らしく、給食のときもふらっといなくなるらしい。

実は母親が離婚と再婚を繰り返しており、向き合ってくれないことに嫌悪。

大人びたルイに驚愕しつつも関心。


  • ひぐちほたる

きりかのクラスメイト。

服も髪もボサボサでいつも人を怒らせるトラブルメーカー。

実は両親が別居中で「言いたいことははっきり言わないと駄目」、とルイのアドバイスで母親と再会。髪も服もさっぱりして見違えたが性格はあまり変わらず。


  • さなこ

スーパーのパート、千春の幼馴染。

姪を預かるも子どもは嫌いと怪談話でからかっているがこれでも心配している。

怪談話は女子ウケしているらしい。


  • 早瀬

さなこの姪。遠足でルイの隣になった。

人見知りで幼稚園でいじめられ、さなこのスパルタ教育の結果口数が減ってしまった。


書籍情報

KADOKAWAより発売

1巻:2021年5月27日

2巻:2022年1月27日

3巻:2022年9月26日

4巻:2023年7月27日

5巻:2024年3月27日


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