曌雲裳
しょううんしょう
性別 | 女 |
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初登場 | 霹靂神州II之蒼玄泣 第24集 |
退場 | 霹靂神州III之天罪 第1集 |
根拠地 | 無濤海・紅樓劍閣 |
身分 | 紅樓劍閣の大宮主 |
所属 | 紅樓劍閣 |
姉妹 | 樓無痕、緋羽怨姬、霏嬰 |
部下 | 魚紋老鋏、赤宵練、易水心 |
武器 | 凰帝、歲月輪 |
所有物 | 無禁御手、步穹青巒鑰匙 |
紅樓劍閣の大宮主。高貴な女帝で、統治者としての威厳も欠かせない。一流の剣法を身に着けるが、その本性は残虐で、人殺しを好んだ。劍閣内部のしきたりを口実に、二宮主の樓無痕をいじめるのが趣味である。支配欲が強く、彼女の意思を背くと殺意が湧き、死亡の恐れすらあった。
劍閣を支える神器の宝剣・歲月輪は、彼女のみ使用できる。歲月輪の強さから、各勢力が奪い合う対象になるが、彼女によってことごとく撃退された。だが歲月輪の使用には回数制限があり、合計12回を抜くと、劍閣の建物全体が崩れてしまう。歲月輪に頼りすぎたため、劍閣の崩壊が危惧された。
鋒海盛會
劍閣の浮上につれ、優れた男性剣士(劍種)を求めて、百年に一度行う武闘大会「鋒海盛會(ほうかいせいかい)」を開催する。大会に参加した柳生劍影に惚れるが、柳生劍影が樓無痕に好意を寄せることを知り、憤慨する。柳生劍影との戦いに勝利し、彼を独占しようと監禁した。また劍閣の黒歴史と真相を暴こうと、調査してきた西門寒照と任劍誰を殺すなど、腹黒い一面が見られる。
柳生劍影はその後、樓無痕によって密かに解放された。徐々に支配から逃れようとする樓無痕に対して、殺意が湧き、ついに殺そうと動き出す。助けに来た柳生劍影に敗れ、樓無痕も救出された。失敗の屈辱と、樓無痕を失ったに加え、曌雲裳はついに発狂した。
発狂と自滅
発狂した曌雲裳は、劍閣の女官たちを次々と虐殺。女官たちは逃げ出すか、命を落とすか、悲惨な末路をたどる。しまいに異度魔界に唆され、曌雲裳は歲月輪を抜き、劍閣全体が崩壊された。
世間に対する不満が限界となり、発狂の果てに、世界の破滅に走った。歲月輪で藏青雲地にある、苦境神州を支える神柱を破壊した。神柱崩壊の反動を受け、曌雲裳は深淵に落とされて絶命。
死後の執念
曌雲裳の死後、その狂った執念は、死國の閻王鎖に目を付けた。閻王鎖は彼女の死体を術で操り、復讐のゲームを始める。出家した樓無痕のところに行き、戦いに挑む。樓無痕によって肉体が消滅されるが、執念は消されず、樓無痕を引きずって共に死亡した。
- 公式人物資料(曌雲裳)※中国語