緋羽怨姬
ひうおんき
称号:蠱后(ここう)、毒姬(どっき)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂神州II之蒼玄泣」では主要人物の一人として活躍した。
靈蠱山に住む美しき女医。蠱毒を操って治療を行う。
紅樓劍閣三宮主の肩書を併せ持つ、愛情に一途な女剣士。
靈蠱山に住む美しき女医。紅樓劍閣の三宮主で、剣術はできるが凄腕ではなく、名義上の肩書きである。蠱毒と医術に長じ、蠱毒を操って、治療を行うことを得手とする。純粋な性格で、基本的に患者を拒まず、治療を引き受ける。その一方、芯が強く、愛情に一途である。
昔に外の世界を憧れ、紅樓劍閣から出奔した。斷風塵という男性と恋に落ち、ほどなくして、斷風塵と離れ離れになった。靈蠱山に拠点を構え、それから長い年月の間、斷風塵が自分の元に戻ってくるのを待ち続けた。彼女の美貌に惚れ、慕っている青年剣士・孟白雲がいる。靈蠱山の下で、門番のように振る舞い、訪問者たちから彼女を守っている。
八方劍印によって負傷した赭杉軍が、治療のために靈蠱山に訪れた際に初登場する。それから間もなく、斷風塵が彼女の元に戻ってきた。斷風塵は記憶喪失と自称して、「明聖天書」を所有することから、各勢力に攻められる標的となった。
斷風塵の登場から、彼女も武林の戦争に巻き込まれてしまう。
鋒海盛會
追撃から逃げる最中に、紅樓劍閣の信号弾を使って、樓無痕の助力で難を逃れた。しかし信号弾を使った代償として、劍閣に戻らざるを得なくなった。斷風塵は「明聖天書」を彼女に渡し、そのまま去っていった。
紅樓劍閣に戻った彼女は、同時に劍閣が主催する武闘大会「鋒海盛會」に強制参加された。大会の勝者は、彼女と結婚して結ばれる。孟白雲が彼女を連れ戻そうと、大会に参加するが、敗戦により失敗に終わった。そのような中、赭杉軍の口から「明聖天書」は偽物と知り、斷風塵に騙されたことにショックを受ける。
- 公式人物資料(緋羽怨姬)※中国語