概要
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂神州」「霹靂神州II之蒼玄泣」で活躍した。
マイペースな武林の奇人。
ある賭け事に負けて、地獄島の凶悪犯・軒轅不敗の部下になる。
強硬な手段で嗜殺者を訓練して、軒轅不敗の願いを叶えようと働く。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂神州 第13集 |
根拠地 | 揚柳冬苑 |
身分 | 紅樓劍閣の捨て子 |
家族 | 牧野凌風(父)、先代紅樓劍閣の二宮主(母) |
友人 | 素還真、柳生劍影、緋羽怨姬、西門寒照 |
上司 | 軒轅不敗 |
仇敵 | 曌雲裳 |
その他 | 嗜殺者(訓練) |
武器 | 御火 |
所有物 | 竹藤教鞭 |
人物
教鞭を手にする、白髪の奇人。マイペースで我が強く、やることは気分次第で決める。昔に仇と決闘した際、異虫が右腕を侵食され、操られそうになった。緋羽怨姬の治療を受け、異虫を抑えるが、自身の力も同時に抑えられた。
地獄島の凶悪犯・軒轅不敗との賭け事に負け、彼の部下になる。その実力は、軒轅不敗の配下より遥かに強く、彼のマイペースな行動を制御できなかった。軒轅不敗は一生負けたことがなく、負けて死ぬことを望んだ。願いを叶えるため、東宮神璽は軒轅不敗の息子・嗜殺者を訓練して、徹底的に鍛えた。鍛えぬいた嗜殺者は、軒轅不敗と決戦して、両方は共に玉砕。軒轅不敗が負けて死ぬ願いを叶えた。
教鞭を手に、多種多様な武技を自在に操ることから、東瀛の劍聖・柳生劍影が求道のために挑まれた。柳生劍影と交戦する際、右腕の異虫が斬られ、全力を発揮できるように回復した。だが柳生劍影の萬神劫に敵わず、結果的に敗北する。
出身
出身は自分自身も知らず、姿は昔の有名な剣士・牧野凌風と似ている。真相を究明すべく、西門寒照・任劍誰と協力し、紅樓劍閣に潜入した。深入りしすぎた西門寒照は紅樓劍閣の大宮主・曌雲裳に殺され、任劍誰も曌雲裳に敗れて死亡した。努力の末、東宮神璽は生き残り、紅樓劍閣が隠した不祥事が公にされる。
東宮神璽の正体は、紅樓劍閣の捨て子である。牧野凌風と先代の二宮主の間に生まれた。劍閣のしきたりは、男児が生まれることが許されず、本来はほかの男児と同じく殺される運命だった。父親の牧野凌風は自らを犠牲に、東宮神璽を生き残らせた。曌雲裳こそが、両親の仇である。
東宮不落地
紅樓劍閣の滅亡後、異度魔界の棄天帝が苦境に降臨し、大規模な破壊を行う。東宮神璽は中原正道の一員として、劍子仙跡たちと共に棄天帝と交戦。棄天帝が放った技の余波を食らって、空中に吹き飛ばされる。以降は失踪して、生死不明となった。
彼の失踪は、南域の探偵事務所「麒麟閣」で、未解決事件の一つ「東宮不落地」として扱われる。「霹靂靖玄錄」では風霽月の依頼を受け、麒麟閣の琴狐がこの事件を見事に解決した。棄天帝に飛ばされた東宮神璽は、以降の長い年月は流れ星となって、空中に飛ばされ続けた。月琴老人の協力により、流れ星は撃ち落され、東宮神璽を見事に救出。麒麟閣でしばらく静養を経て、無事に隠居した。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(東宮神璽)※中国語