最終防衛システム
さいしゅうぼうえいしすてむ
スクウェア(現:スクウェア・エニックス)のRPG『Sa・Ga2秘宝伝説』のラスボス。中央神殿から延びる非常階段の奥にある世界の最下層を守る自律動作型防衛兵器。2体1組で配置されており、いかなる非常事態でも世界の中心を守ることだけの為に動く、融通の利かない兵器とされる。うち1体は最後にNPCとして加わる女神が受け持つため、主人公たちが戦うのはもう1体(GB版)である。リメイク版(DS)では条件によってはエラい事になる。
ラスボスにしては黒幕ではない珍しいタイプ。
文字数制限からか表記は「ぼうえいシステム」。
4門ある砲台から順々に全体攻撃ビームを発射してくる。ある程度ダメージを与えると砲台を破壊することができる。破壊された砲台からは攻撃ができないので、砲台を破壊するにつれ攻撃がゆるくなるが、その間砲台の修理が行われているので生半可な攻撃力では全砲台破壊前に破壊された砲台の修理が完了してしまい再び攻撃してくるため、いつまでたっても全砲台が破壊できない。全砲台破壊後は単体攻撃をしてくるが、最終防衛システムが窮地に陥ってくると中央の扉に隠された「スターバスター」なる強力なエネルギー砲で全体攻撃をしてくる。
スターバスター自体はちから依存のランダムダメージであるため、モンスターのあくしゅう
やちからをうばうで弱体化させる事が可能。ちからを最低まで下げれば0ダメージが出る事もある。モンスター4人で戦う際は、ドレイン系と合わせてかなり重要な攻略要素となる。
基本は上記と同じだが、砲台の修復はなし。その代わり、毎ターン砲台の属性が変化する為、弱点があると特効=即死する可能性がある。GB版ではなかった状態異常を引き起こすモードもある点に注意が必要。また形態が変わるたびに変形するようになったのも特徴で、スターバスターを撃つ形態では「人型形態」となり、人型なので振り下ろしや踏み潰しといった独自の攻撃が追加されている。また、援護攻撃をさせる「アタッカー」や、連携を封じる「キャンセラー」を射出・戦闘に加勢させる機能が加わった。
更にDS版の追加システムである「連携」をゲーム開始から一度でも使用している(※)と、2体の防衛システムが合体する「究極合体」が発動し、その際に女神まで吸収してしまう。究極合体後は主要攻撃として「ダブルスターバスター」を連射、女神の力を用いて放つ「インフィニティバースト」を使う。
(※···亡者の闘技場で使用した分は含まれない。したがって、連携の経験が亡者の闘技場だけなら、連携不使用プレイと看做される)