「この町は全てが美しいでしょう? この世に醜いものなど必要ありませんからね」
「美しさを破壊するとは私に対する裏切りです!許せません‼」
概要
第6世界を支配する新しき神々の紅一点。
ギリシャ神話の愛と美の女神ヴィーナスの名を冠しているだけあって美しい美貌を持つ絶世の美女で、彼女が統治する世界で圧政を行う訳でもなく一見すると平和そのものに見える。
しかし実態は彼女の外見同様にあくまでも外見だけであり、自身が認めた美しい者たちについては自身が支配する大都会に住むことや滞在を許可するが、そうではない者たち。つまり醜いと判断した者は街から追放ししまうという歪んだ価値観が支配する一種のデストピアであり、損本性は醜い心の持ち主で美しい者だけにしか価値を見出さない偏見的な価値観を持っており、その性格は傲慢にして陰湿。しかも自身の心の醜さに全く気付いていないというある意味質の悪い人物である(というよりも新しき神々ではオーディン以外はやっている事を含めて内面がかなり歪んでいる)。
彼女の意思は絶対のものであり、例え自身が望まぬことであろうとも、彼女の命令には必ず従わなければならないようで、劇中ではオリビアとアントニーの仲を引き裂いた挙句の果てに彼女に望まぬ結婚を強要するなどの悪辣な行為を行うが、オリビアを救うために決死の覚悟で彼女に挑んだアントニーの姿に心打たれ、彼女の数々の行いに遂に堪忍袋の緒が切れた主人公たちと対峙。
激戦の末に打倒されるという所詮まがい物の美しさに狂ったものの末路に相応しい最期を遂げる事となる。
容姿
オリジナル版は ジュリ扇のような扇を持っているいかにもギリシャ風の女神といった容姿と姿をしているが、リメイク版では女王の様な雰囲気を纏った女性の姿となったほか、服装の露出度がアップし、オリジナル版がブロンド髪のロングヘアだったのに対してリメイク後は二本の角(?)のような髪型へと変化している。
ロマサガRS
ロマサガRSではアシュラやアポロン、オーディンらの神々と共にプレイアブルで登場している。
キャラクターデザインはGB版準拠でレアリティはオリジナル(藤岡勝利)版がS、2023年の秘宝伝説祭で登場した新規描き起こしがSS。
関連イラスト
オリジナル版
GODDESS OF DESTINY版