概要
2004年7月14日リリースのシングルのタイトルチューン。同年にリリースされたフルアルバム「Withering to death.」にも収録されている。
作曲はバンド名義、作詞は京。
後述するように、MVは後に発表された曲とストーリーがつながっている。
MVのストーリー
本曲のMVはそのグロテスクなシーンと衝撃的なストーリーで話題を呼んだ。
監督は下記のシリーズいずれも映像制作会社VISUALTRAPの近藤廣行が手がけている。
注意:以下猟奇的な表現及びネタバレを含みます
本作のMVは団地に両親と住む少年(演:五十嵐優次郎)である主人公が両親を惨殺し、しばらくその遺体と過ごすという凄惨な内容である。
2ちゃんねるを模したネット掲示板やDIR EN GREYのPVを少年が見ていたりというカットが差し込まれる。
MVの続きにあたるストーリーは「Withering to death.」に収録されている曲「鼓動」のMVに描かれている。
上記の少年の犯行のに至ったと思しき背景として、「主人公の妹が車で拉致されて暴行を受け自殺し、首吊り遺体を主人公が発見する」というエピソードが挟まれ、逮捕され連行されていく主人公が描写される。
さらにその続きは2014年にリリースされたアルバム「ARCHE」の収録曲「Revelation of mankind 」で、「鼓動」の10年後が描かれる。
上記の少年が成長し出所した後(役者も同じ五十嵐)、ネットカフェ暮らしをしていた主人公はある日親に暴力を振るわれる幼い兄妹を見かける。
主人公は宅配業者を装って子供たちの家に押しかけ、彼らの両親を縛り上げ兄妹と共にその親を惨殺するというストーリーである。
なおこのMVはあまりの残虐さにモザイクをかけた規制版と規制解除板が存在する。
(参照近藤監督の解説。リンク先にグロテスクな映像があるため閲覧注意)