年配のベテランアニメーター。ムサニ内では最古参のアニメーターで、前身の武蔵野動画時代から在籍しており、宮森あおいが好きだった作品『山はりねずみアンデスチャッキー』のOP原画を1人で担当したことがある。
既婚者で妻もかつてはアニメーターだった。妻には「いつも言葉が足りないか多い」と言われている。
現在でも動きの表現や動物の作画では卓越した観察力に裏打ちされた作画力を持つが、人物のキャラ絵がどうしても古くなり画風が合わないため、グロス請けしている子供向けアニメーション『ニャンとワンたろー』の作画を担当している。
菅野光明曰く「天才」で筆も早い。12話で馬100頭が走るシーン16カットを1週間であげるという無茶な作画作業にあたり、菅野に諭されたあおいに声をかけられ久々に社内作品に参加した。ゴスロリ様も「勉強させていただきます」と述べて彼のラフを第二原画として仕上げを引き受けており、アニメーターとしての実力を高く評価している。
この件をきっかけに後輩アニメーター相手にワークショップを開くようになり、これまでやや壁のあった若手達とも打ち解けるようになる。