CV:豊崎愛生
本作の主人公の一人樫村蔵六の孫。学生。両親は物心つく前に死別し、唯一の血縁者である祖父と二人きりで生活していた。(祖母クロエの消息は不明)
性格は蔵六とは似ても似つかず、のんびりしていて優しい。語尾はよく「~」と伸ばして表現されている。紗名も初めて会ったときは、蔵六の孫であることを疑っていた。
家では紗名の面倒をよく見ており、彼女が初めて家に来た時はホットケーキを彼女に作るなど、料理が得意。紗名の悩みなど親身になって聞いたり、彼女を励ましたりしている。
紗名が持つ「アリスの夢」の能力には驚いていたが、祖父同様に紗名自身には何も偏見を持たない。
内藤竜が紗名の戸籍を捏造した関係で、書面の上では紗名の姪ということになった。