作品解説
ミステリー史上、最凶最悪の女殺人鬼がなりたかったものは、お笑い芸人だった!?10年前、女子高生30名と教員を乗せたバスが、忽然と姿を消した。様々な噂が流れたが、現在も真相はわからないまま。この怪事件により姪を失った刑事の奈良橋は、独自に調査を続けていた。そんなある日、管轄内で起きた「作家宅放火殺人事件」を担当することになり……。
登場人物
- 奈良橋(主要登場人物名1)
刑事。この作品の主な語り手でもある。
姪を失った10年前の事件の原因を突き止めようとしている。
- 薔薇夫(主要登場人物名2)
場面が変わる時に語り手となる殺人犯。ある時色白の少女に犯行を見られるが………?