- 刀については→ 水心子正秀 を参照。
※他作品にも同名の人物が存在する関係上、天華百剣はこちらのタグを使う事を推奨する。
公式説明文
CV:石見舞菜香
イラストレーター:シエラ
鍛刀技術や蘭学、語学に明るく、アメリカに渡った経験から世界情勢にも精通し、高い知性を誇る巫剣である。
物静かで遠慮がちな性格で、歴史の浅い新々刀であることがコンプレックスとなっている。
先輩巫剣たちを尊敬しており、特に“正宗”に対する憧れが強い。
戦いにおいては前の主の信念を継ぎ、その刃を抜くことを極力避けている。
ただし禍憑との戦いではその剣術のみでなく、鍛刀技術をも活かした華麗な戦いを見せる。
好きものは本、苦手なことは争いごと。
概要
レアリティURの巫剣。黒の長髪に、和洋折衷の衣装が特徴的。
古刀に対して強い憧れを持っており、彼女に語らせると止まらなくなる。
水心子正秀自体は歴史が浅い新々刀であるため、雄大な歴史を持つ古力が多く集まるめいじ館では劣等感を抱き、自身を過小評価してしまっていた。
埋めがたい古刀との差を埋めようと、異国の技術を学び始める。前の持ち主が帝國海軍の軍人であり、彼に帯刀される形で渡米する。
アメリカで最新の製鉄技術を学ぶ過程で英語を習得し、巫剣随一の頭脳派となった。
このような来歴から知識欲旺盛であり、常に本を携帯している。
戦闘中でも時間が出来ると読み始めるほどの読書好きである。
語学に精通しているため言葉に英語が混じる。
しかし彼女にとって勉学で得た知識ですらドーピングのような邪道であり、正攻法では古刀に至らないと痛感している。
また戦争の主役は刀ではなく銃や大砲になりつつあり、最新の技術を調べれば調べるほど彼女が目指す古刀からかけ離れていく現実にも苦しんでいる。
しかし、彼女のストーリーでは古刀の先輩たちが歯が立たなかった禍憑を、豊富な知識を活用して倒す事に成功した。
小話
ちなみに原作に相当する「天華百剣-乱-」にも登場するが、かなり雑に扱われた上に死亡してしまう。
水心子正秀自体人気キャラであり、如月ショックを彷彿させるような暴挙に非難が殺到。原作の評判を地に落とす結果を招き、売り上げは低迷してしまった。
amazonのレビューでは当時の怒りの声が確認できる。
さすがの電撃側もまずいと判断したのか、いかにも続編が出そうな終わり方だったにもかかわらず1巻のみで終了となる。
事実上の打ち切りとなり、「-乱-」の作者は天華百剣に関わらなくなった。
以降はキャラを丁寧に扱う路線に軌道修正。
「-乱-」は正史でありながら黒歴史と化し、パラレルワールド扱いとしてどの作品にも繋がらないようになった。
スマホゲーム版「-斬-」ではリリース当初こそ「-乱-」を想起させる展開だったが、「-乱-」の不評を受けてか途中で路線変更し、オリジナル展開となっている。
お詫びなのか、スマホゲーム版の「斬」では水心子正秀のバリエーション違いである「影打」と「袴」が実装され、「乱」との差別化が図られている。