『甘く見ないでいただきたい』
概要
異能の一族「水無瀬家」の当主。
常に白い着物を身にまとっている。
兄が家から離反し、先代の当主だった父が殺されたため、彼女が家を継いだ。水無瀬家では当主の座を継ぐ際、舌を抉り取るため、言葉を発することができない。会話は筆と扇子による筆談で行っている。
その異能は筆で書いたものを具現化すること。使用者のイメージ能力に強さが左右され、白雪ほどの者になると龍などの現実に存在しないものも描ける。
誇り高く気丈に振舞っているが、少女らしく脆い部分も持ち合わせている。
文明の利器を遠ざけ、様式美にこだわる水無瀬家に生まれたため、世間に疎いところも。
小田桐に好意を寄せており、小田桐の「妻」を名乗る。