「――猫は狐の使者だ。化け物を理解する化け物さ」
概要
麗泉女学院の生徒。神宮家の異能者。
芝居がかった言動が多く、シェイクスピアの作品を引用した台詞が多い。
自らを猫と称し、猫は狐の使者だという。猫の仮面をつけていることが多い。
異界にいるはずの繭墨あさとと繋がり、彼に恋をした。
自身は化け物であり、それ故化け物を産まなければならないという。
その異能は異界に潜む化け物を無差別に引き当て、胎児と結合させて生むこと。繭墨あざか曰く「無能な上に無価値」。
なお、チョコレートはあまり好きではない模様。
麗泉女学院で起こった生徒、香坂椿の自殺事件を調査しに来た繭墨と小田桐と出会う。実は彼女がその事件に深く関わっていた。
その後、繭墨と小田桐のもとへ招待状を届け、麗泉女学院の生徒・小鳥を使い二人にゲームを仕掛けた。この時点で腹に化け物を孕んでいた模様。さらに同じく生徒の高梨志月と小鳥を使い見世物を行う。見世物終了後、舞台であったビルから自ら飛び降り自殺。腹の化け物とより深く繋がる。
死後、精神は異界に行く。あさとを殺しに行った小田桐と再会し、彼に自らの恋を告白し、あさとを生かすよう頼んだのち、黒猫に姿を変えて異界に消えてしまった。