概要
繭墨あざかの腹違いの兄。17歳の美少年。
狐面を被り、紺色の唐傘を持っている。
先代「繭墨あざか」の実子であり、かつては少女のふりをして「繭墨あざか」の名を継ぐはずだったが、現在のあざかの登場と自身が男であることがばれたことによりその名を継ぐことができず、繭墨家で飼い殺しにされていた。しかしある事件をきっかけに繭墨家を出奔、以来「狐」を名乗り、あちこちで怪異を起こしている。
年齢を2歳偽って通い始めた高校で小田桐と深山静香に出会い、二人の関係を壊してしまう。これにより静香は自殺し、小田桐は鬼を孕んだ。
その他、
・立花琴子を使い小田桐に呪いをかけた事件
……など、さまざまな事件に関わっている。また、間接的には神宮ゆうりが起こした紅い花にまつわる一連の事件にも関わっていた模様。
一時は異界に幽閉されるも、ゆうりと紅い花の事件の後、小田桐により現世に戻される。その後は繭墨家の地下牢で過ごしている模様。
他人の願いを叶える異能を持ち、これにより様々な怪異を起こした。異界の表面を歩いたり、小田桐の腹を塞ぐことも可能らしい。
また、あざか同様、幸仁が描いた『神』が苦手。