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演:本宮泰風

概要編集

本作の主人公。

元は横浜のゴロツキだったが、三上との一件を機に極道となり、侠和会の目指す日本統一のために奮闘する事になる。


基本的に冷静沈着で血の気の多い田村悠人の窘め役だが、本気で怒ると山崎一門の人間ですら手をつけられなくなるほどで、その場合は田村との立場が逆になることも。


単なるごろつきでありながら田村をはじめとする山崎一門の人間がついてきていた事からもわかる通り天性のカリスマを備えており、堅気、極道、政治結社の人間問わず彼のカリスマに惚れ込んで兄弟分、子分になる人間が続出するほどで、これが侠和会において彼が若頭を張れる所以である。しかしそのカリスマが原因で堅気の人間を死なせてしまうなど、時として悲劇の引き金になってしまう事も。


敵対する極道半グレといった人間に対しては容赦がないが、堅気の人間には優しく、困っていることがあれば手を差し伸べたり手助けをするなど侠客を地で行く人物。

1からの登場人物であるホステス、涼子と結婚して一人息子である悠田を授かるが、映画「氷室蓮司」では反社絡みのいざこざに巻き込みたくないという思いから離婚してしていた事が語られた。しかりこれが悠田に対して自身の二の轍を踏ませる原因になってしまい、悠田の心に影を落とす原因になってしまった。同作では悠田の誕生日に何も送らなかったなど父親としては失格級の蛮行を犯していた(当然同席していた愛鈴刑事からは「人でなし」となじられた)。


過去編集

実父は初代藤代組の組長であり、現丸神会理事長補佐である棟方龍治とも親しい仲であった。

幼少期に両親が離婚しており、それが原因で父親を恨んでいたが、実際は母は組ごとで忙しい父の邪魔をしたくないと考えていた母の希望であった。


母が危篤となった日、父の元に兄弟分である後の丸神会の会長である滝島が窮地に立たされていると知り、単身助けに向かっていた。滝島を救うことはできたものの、重症を負い、母の元には辿り付けずに数日後に父も亡くなってしまった。


このことが原因で「親父はお袋を見捨てた挙句危篤にも立ち会わなかった」と更に恨みを募らせる原因になっていたが、 それと同じように同日に田村と川上が不良連中に襲われて拉致されてしまい、氷室はすぐに助けに行き救出し、母の危篤をしった氷室は病院に直行。父とは対照的に母の死に目に立ち会うことができた。


当時の父と自分は同じような状況であり、自分は運良く母の死に目に立ち会えただけと理解し、母の望みも聞いた事で父を許し、ようやくしこりはとれたのだった。


氷室の父が滝島を救った事は現在にも大きく影響しており、22では氷室と滝島が会合を開き、23では滝島が氷室のために腰を上げることになる。


関連タグ編集

日本統一 田村悠人


獅子堂康生…中の人繋がりだが、役職は若頭補佐であり、性格も氷室とは真逆。

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