演:松本潤
人物
班目法律事務所の刑事専門ルーム弁護士。
飄々とした性格で、常にマイペースを崩さず強いこだわりを持つ。
そのマイペースさは、しばしば佐田篤弘や明石達也など周囲の人々を振り回している。
「99.9%確定した事件であっても残りの0.1%に事実が隠されているかもしれない」「事実は1つ」を信条とし、鋭い観察力を持って徹底的に事実を追求。そのためには調書の内容を現場や再現現場で徹底的に検証し、そこに矛盾や破綻がないか調べ上げる、被疑者と初めて面会した際には必ず出自から質問するなど徹底している。
23年前の幼少期、父・大介が殺害事件の容疑者として逮捕されたという過去を持つ。大介は無実を主張するも有罪判決が下り、その後控訴するも心労が祟り獄死した。その経緯から深山は冤罪事件や杜撰な調査・取り調べを行う警察・検察・裁判所などに強い憎しみを抱くようになった。
オヤジギャグを好み、事件の真相に辿り着いた時には必ず言う。(例:いただきマングース!、電話をかけても誰も出んわ、君とは合いそうもない、合いそうモアイなど)オヤジギャグに関しては折り合いの悪い佐田とも非常に打ち解ける。また、耳を触る癖がある。
刑事事件だけを扱うため収入は少なく、従兄弟の経営する飲食店に下宿している。父の影響から料理の腕は良く、よく料理を作りながら事件を整理している。物欲はないものの一つ一つへのこだわりは強く、特に調味料に関しては「マイ調味料セット」を常に携帯している。
その調査スタイルから依頼人の利益を優先する佐田や調書の内容を信じる尾崎舞子などとは大きく対立するが、その強い信念と実直な姿勢から次第に彼らを含め周囲の理解と協力を得られるようになる。
裁判官からは事あるごとにいちゃもんをつける厄介な弁護士として目をつけられているが、名字を「ふかやま」と読み間違えられている。
三大刑事弁護士の一人・神山啓史氏をモデルにしているとのこと。