概要
亜衣
レディースコミック「添加物まみれの母性」の主人公(ということになっているが…)。
幼い頃に母親が家を出ていき男手一つで育てられたため、幸せな家庭像に憧れていた。
夫の亮は高校3年の時の家庭教師で、デキ婚し翼を出産した。
マイホーム購入資金のために、亮と翼にはカップラーメンやポテチしか与えないという非常にケチな生活を送っている(そのくせして自分はたまに飲食店に連れて行ってもらっている)。
働くことが大嫌いだが、料理や家事をするといった主婦らしい一面も全く見せていない。
のちにマイホームをローンで買うが、その後も節約生活を強いたことで、亮は事故に遭い即死。
労災が降りてローンを完済することが出来た。
数年後
シングルマザーとなった亜衣は息子の翼に「三匹の子豚」の読み聞かせをしていた。
そんな中、翼は野球をやってる姿を見たことで野球クラブに入りたいというおねだりをするも、「怪我したら危ない」「働いたら翼と一緒にいられない」と一蹴(この時の翼は亜衣のエゴで女装させられている)。
家に帰ると、父親から危篤の知らせが来た。
父親からは杜撰な食べ物しか与えてこなかったことを謝られるが、たかが食べ物と意に介さず。
インスタント食品やスナック菓子を与えられた子供はキレやすくなるという話もされ、「簡単なもので済ませてしまえばその時は楽だが、後でツケは来る」と言われる。
しかし父親の話も「大切なのは愛情」と持論展開をして話を聞こうとしなかった。
そして父親は死亡する。
さらに数年後(亮の死から10年後)
亜衣はマイホームの中で布を被りながらガタガタと震えていた。
成長した翼は「処刑の時間だ」と言うと亜衣をバットで殴打。
中学に入ってから不登校になり、キレる子供に育っていたことから杜撰な食事は改めておらず、しっぺ返しを受けることになったのだ。
翼は「リセットしたい」「そのためにアンタは殺す」と言い、母親の亜衣に灯油をかける。
「女の子が欲しかったってスカート穿かせリボンつけて、
アンタのままごとに付き合わされんのはもう沢山なんだよ」
これまでの恨み辛みと共に亜衣を何度もバットで殴打し、家を放火した。
翼は涙を流しながら言った。
「オレは...本当に野球がやりたかったんだ」